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ある毒使いの死  作者: いちぼなんてもういい。
第一章 <アキバにて>
11/245

9. <リューリアの野> (後編)

書き溜めていました。

文章力って難しいものですねえ。

池波正太郎の晩年の文章なんて、間の使い方が本当にうまい。


1.


 「<アンカー・ハウル>!」


カイの叫びが轟いた。

ユウを追うゴブリン、あんにゃまを追うゴブリンたちが一瞬でその顔をカイに向ける。


全員ではない。

数が多すぎるのだ。


ユウは自分の撤退に合わせ、後衛が敵に当たらないよう、合流したあんにゃまと共に前線に立った。

それを支えるように、カイを中心に光の天蓋が広がる。


「<ステディブルワーク>!」


天蓋に守られるように陣取った二人に、<施療神官>のニョヒタ、<森呪使い>のレス・パースから援護の呪文が飛んだ。

特にレス・パースの脈動回復は圧巻である。

乱戦に消耗していた二人の前衛のHPは、心臓の鼓動のようなスピードで回復していった。


「ユウ!あんにゃま!側面支援頼む!ニョヒタとレス・パースは交代で回復!過剰回復気をつけろ!

黒翼は大技かませ!テング、後ろを警戒!ほかの門から回りこまれるかもしれん!

ようし、いくぞ!」


カイの指揮の下、ユウたちは狭い門から体半分を出し、目に付くゴブリンを片端から切り捨てていた。

一旦、陣形(フォーメーション)が完成してしまえば、ゴブリンの攻撃は恐ろしいことはない。

ユウは久しぶりのパーティレイド(とはいえ、彼女は人数の関係でパーティに入っていなかったが)に不思議な高揚感を覚えていた。


 思えば、最後にフルメンバーのパーティでモンスターに挑んだのは、ずいぶん昔のことだ。

時折レディ・イースタルやクニヒコと共に狩をしていたが、それは3人パーティであり、それぞれが決まった役割を果たしていたわけではない。

<守護戦士>が相手の怒涛のような攻撃を防ぎ、武器攻撃職がヘイトを逸らしつつ敵を掃討する。

後ろには回復職と魔法職が控え、相手の攻撃から守る盾となる。


(パーティもなかなかいいもんだな)


そう思いかけた矢先、黒翼天使聖という名状しがたい名前の<妖術師(ソーサラー)>の呪文が完成した。


「<オーブ・オブ・ラーヴァ>!」


発生した火炎の球が前衛のゴブリンはおろか、周辺の敵を揃って焼き尽くす。

そうして出来た空隙を埋めるように、ユウとあんにゃまが飛ぶ。


「来たぞ!次だ!」


カイの叫びに呼応するように、逃げ始めたゴブリンを押しのけて巨大なゴブリンが姿を現した。

その横には、同じく熊ほどの大きさの巨大な狼がうなりをあげ従っている。


「ホブ兄貴(ゴブリン)!それから魔狂狼(ダイアウルフ)!」


凶暴な雄叫びを上げた彼らは、それぞれ武器と牙を連ねる。

その標的はカイ。立て続けの<アンカー・ハウル>に茹で上がった彼らの目的は、その銀の鎧を引き裂くことに他ならない。

ユウは唇を湿らせ、手持ちの毒を鞄から取り出した。

これがボスではない。

このあとにさらに強力なゴブリンチーフ、シャーマン、ダイアウルフ、そしてジェネラルがいるのだから。



ヘイトを存分に稼いだカイが盾を構える。

<フォートレス・スタンス>。防御力を高める<守護戦士>の特技だ。

そしてヘイト対象から外れたあんにゃまがするするとさがり、武器を持ち替えた。

鋭い刃を備えたそれは、<吟遊詩人>が誇る楽器武器のひとつ、<逆巻く嵐のフルート>だ。

口にくわえたそれから、二種類の曲が鳴り響いた。

<猛攻のプレリュード>と<瞑想のノクターン>

互いにまったく異なる曲は、しかし互いを打ち消しあうことなく、熟練のオーケストラによる協奏のような優雅さで戦場に響いた。


「ようし、助かるぜ!」


カイが再び叫び、剣をホブゴブリンに突き刺した。

全身を襲う激痛に、ホブゴブリンは苦悶の声を上げるが、その動きは止まらない。

その口に瓶が一本放り込まれた。


「ウギ!?」


ガシャ、と噛み砕く暇もあればこそ。

瞬く間にホブゴブリンは断末魔の痙攣を起こし倒れこむ。


瞬時の出来事に呆然とする敵味方の中で、ユウのみが立て続けに魔狂狼の、ホブゴブリンの口に同様の物体を放り投げ続けた。

やがて、動く敵がいなくなった戦場で、黒翼天使聖が呆然と呟いた。


「なんだ、今の」


答えようとしたユウの機先を制し、レス・パースが唸った。


「毒か。しかし毒は普通、武器に塗ったりアイテムに塗って使うもの。

毒をポーション状態で相手に飲ませてしまうとは、はじめて見た」

「さすがは毒使い、だな」


畏怖したようにカイも言い、一同は戦勝の喜びも消えたかのように口をつぐんだ。

一人、カイのみが掻き消えた高揚感を集めるように大声を出す。


「何はともあれ、この場は切り抜けた。

チーフどもが、何よりジェネラルが残っている以上、油断はできん。

回復してから行くぞ……テング」


リーダーの目が、後ろで蹲る<暗殺者(アサシン)>の少年を向く。

テングは、自分を見る周囲の目に怯えるように目を逸らせた。


「無理について来いとは言わん。大丈夫か?無理ならここで待っていろ」

「もう……大丈夫だ」

「そうか?」


目線を合わせないままのテングに、訝しそうにカイが重ねて尋ねる。


「大丈夫だ!俺はお荷物なんかじゃない!」

「危ういなあ」


激昂するテング、思わず口に出たユウの言葉に、きっ、という顔でテングが睨み付けた。


「うるさい、女装野郎(ネカマ)! 俺は90レベルだ、ゴブリンみたいな雑魚くらいやれる!」

「そうかい」


あんにゃまがぼそりと呟き、ニョヒタがお手上げ、とばかりにこっそりと手を上げた。


(なるほど、こういうことか)


いまさらながらにユウは、『フォローしてやってくれ』というカイの依頼の意味を理解した。

このパーティは危ういとこれ以上なく感じる。



 通常、6人のメンバーからなる<冒険者>パーティには明確な役割分担がある。

カイの立ち位置、つまり戦士職の役割は盾だ。

積極的に敵を倒すのではなく、高い防御とヘイト操作能力で戦場をコントロールする。

それには回復役が欠かせない。通常のパーティの場合、1人ないし2人が回復を勤める。

うち1人は重武装に身を固めた<施療神官>である場合も多い。いざという時の予備の盾だ。

そして魔法職。彼らは、大規模戦闘(レイド)ならともかく、パーティ単位のレイドの場合多くが遠距離ダメージソースである。

戦士職が集めた敵をなぎ払うのが主な役目だ。


そして、おおむね残りのメンバーは武器攻撃職と呼ばれる、<暗殺者>、<盗剣士>、<吟遊詩人>が占める。

攻撃職といいつつ支援職に近い特性を持った<吟遊詩人>はともかく、残りの2クラスは近距離でのダメージソースが求められる役割だ。

カイたち、ギルド<エスピノザ>の場合、あんにゃまは支援職である<吟遊詩人>であり、戦士がひきつけた敵をひとつひとつ屠るのは、<エルダー・テイル>全12職のうちでも最も単体攻撃力の高い<暗殺者(アサシン)>、つまりテングに他ならない。


しかし現状、テングはその役割を十分に果たせておらず、あんにゃまが<暗殺者>の役割を肩代わりしていた。

本来、ユウの代わりにカイと肩を並べて前線に立つのはテングの役割だったのだ。

カイたち自身、そうしたテングの状況を歯がゆく思いつつ、それでも彼に期待しているのがわかる。

人材の層が薄い中小ギルドの宿命として、テングに代わる<暗殺者>がいないこともあるだろうし、

実際に<エルダー・テイル>がゲームだった時代は、テングは腕のいい<暗殺者>だったのだろう。

ゲームの中で、画面表示に過ぎないモンスターをクリックして当てることと、

実際に悪臭と恐怖の只中に立って自ら相手を殺すこと。

していることはこの世界(セルデシア)においては同じことだったかもしれないが、

本人にかかるプレッシャーは桁違いだ。


ユウとて、今の動きができるようになるまでは、思い出すのも恐ろしい経験を何度も積んできている。

時に自らの肉体が穿たれ、命を失う経験をしてまで手に入れた動きだった。

カイたちの不満や憤懣も分かるが、テングの恐怖もよく理解できた。

だからこそ、このパーティは危ういのだ。

何よりテング自身、現状をよく理解している事が一層状況を悲劇的なものにさせていた。

仲間の役に立ちたい、かつてのように頼れる攻撃役(アタッカー)でいたい、という意思と

恐怖にすくみ、悪臭にえずく肉体が調和できていないのだ。

食べるためでなく生き物を殺すということは、それが自分に似た、あるいは近い生き物であればあるほど、原初的な拒否反応を呼び起こす。

ある意味で、テングの肉体は健全な生物としての当たり前の反乱(サボタージュ)をしているだけなのかもしれなかった。


 ユウはカイを見た。

テングを見る彼の目は不満、憐憫、友情、怒り、諦観、さまざまなものが浮かんでいたが

瞬きほどの間にそれらは無表情な意志の仮面の下に消えていく。


「わかった。……おれたちの<暗殺者>はお前だ、テング。頼むぞ」


忙しなく頷く彼に最早一瞥も向けることなく、カイは先頭を切って歩き出す。

その視線の先、最大のテントには、生き残りのゴブリンたちと、無傷のチーフたち、シャーマンたち、

そしてジェネラルがいるはずであった。



2.


 そのテントは、堅固な丸太と、張り巡らされた天幕による城砦とも呼べるものだった。

中は薄暗く、既に日も高い時刻であるのに内部を窺い知ることはできない。

ゴブリンたちによって無残に踏み荒らされたリューリアを見ながら、カイは無表情に告げた。


「黒翼、燃やせ」


返答代わりの火球が、風を受けてはためくテントの壁に直撃する。

この世の理を無視して無から生じた魔法の火炎は、瞬く間に布を包み込み、逆巻く火柱を吹き上げた。


「GYAAAOOUUA!」


身の毛のよだつ雄叫びとともに、焼け千切れた布が強引に切り払われ、

中から並みのゴブリンの体躯をゆうに二周りは超える巨大な影が現れる。

ジェネラルではない。

煤けた鎧をまとったゴブリンチーフが4体、次々と現れていた。

さらに周囲を固める近衛兵のようにホブゴブリンが、

そして生き残りのゴブリンたちが現れていく。

テントの内部の悲鳴はやむことがない。

入り口を同胞に塞がれて出てこられないゴブリンたちが、炎に巻かれ断末魔のうめきを上げているのだ。

彼らが展開する隙をつき、黒翼天使聖の呪文が織り成された。


「<ライトニングネビュラ>」


密集した彼らに情け容赦もなく無数の雷が降り注ぎ、レベルの低いゴブリンたちは次々と倒れこんだ。


「<マエストロエコー>」


続いてスパークする音符が更に彼らのHPを削り取った。

皮肉にも、そうして出来た空隙に、半死半生という態ながら焼け残ったゴブリンたちがよろめき出る。


「いいんだな、カイ」


確認する黒翼天使聖に、カイは軽く頷く。

黒翼天使聖の体に多重的に広がる青い魔法陣に、ユウは思わず瞠目した。


「<ラミネーションシンタックス>!」


黒翼天使聖みずからの自己強化(セルフバフ)により、範囲攻撃となった彼最大の魔法が降り注ぐ。


「<ライトニングチャンバー>!」


通常より遥かに広い雷光の檻が開いたとき、チーフを含めてその場に立っている敵は誰もいなかった。


「さすがだな、クロ」


やれやれ、とばかりに武器を下ろし、あんにゃまが苦笑した。

いくらレベルは自分たちより下とはいえ、ゴブリンチーフ4匹をはじめ、ホブゴブリンやゴブリン兵が湧き出るような戦場だ。

まともに戦っていれば長期戦は免れなかった。


「<妖術師>のすごさ、理解した」


ユウもそう言って会釈する。実際に、身近に<妖術師>のいないユウにとり、無数の敵を一瞬で沈めるその威力は圧巻の一言に尽きた。

パチパチ、と残った雷電が爆ぜる戦場で、ふとカイが目を真剣なものに変えた。


「待て。ジェネラルやシャーマンはどこにいる?」


その疑問に答えたのは仲間たちの誰でもなかった。


「うがああっ!う、腕が!」


全員が振り向くと、そこには列の最後尾で、いずこからか現れた魔狂狼によって肩を食らいつかれたテングの姿があった。



「テング!落ち着け、そいつはお前を倒せやしない!」


あんにゃまが武器を抜いて叫ぶが、テングの絶叫は止まらない。

彼は武器を取り落とし、狼の巨大なあぎとから必死で首を守るように転げまわっている。

のた打ち回る人と獣に、仲間も手を出せないままだ。


「落ち着け!<タウンティング・シャウト>!」


剣を構えたカイが、敵一体のヘイトを急上昇させる特技を放つ。

受けた魔狂狼は唸りを上げて<守護戦士(カイ)>を見上げるが、その牙を向けることはない。

いや、正確に言えば向けられないのだ。

皮肉にも、牙から逃れようともがくテング自身が、狼の牙を自らの肉体に食い込ませる楔になってしまっていた。


それだけではない。

あちらこちらから現れたゴブリン・シャーマンが杖を指し示す仕草をし、

それに応じるように周囲に潜む魔狂狼(ダイアウルフ)が殺到してきていた。


「黒翼!ニョヒタと後ろに下がれ!ニョヒタはテングに回復!他は連中を止めるぞ!」


カイの指示を待たずユウは、崩れた丸太を足場に大きく跳んでいた。


「ユウ!?」

「シャーマンを殺す(やる)状態異常(デバフ)が面倒だ!」

「頼む!」


瞬時に判断したカイの言葉に押されるようにユウは足場を蹴って大きく飛ぶと、

慌てて逃げようとした一人のシャーマンに追いつき、刃を振り下ろした。

ざくり、と肉を断ついやな感触とともに、シャーマンの目玉がぐるりと白目を剥く。

倒れこんで痙攣するそのシャーマンには一顧だに向けず、ユウは次の敵を探して身を翻した。



ユウが戻ったとき、カイたちの戦闘も既に終わりを告げていた。

周囲には切り裂かれた魔狂狼が倒れ、見る間に泡となって消える。

その中で疲れたように座り込むカイにユウは近づき、ふと周りを見回した。


「テングは?」

「帰らせた」


言葉少なく答えるカイの顔には深い疲労感だけがある。

ユウは表情を変えず、周囲に同じく座り込んだメンバーを見た。


「あいつはもう限界だ。戦場に出ないほうがいい」


レス・パースの悲しそうな顔がふるふると揺れる。


「誰もが荒事に慣れるわけじゃないよ。ほとんどのプレイヤーは兵士でも人殺しでもなかったんだから」


ニョヒタもぽつりと呟いた。


「これからどこにいるか分からんジェネラルを探さなきゃならん。

……ここまでして出てこないから、本当はいないのかもしれんがな。

どっちにしてもあいつにこれ以上無理はさせられん」

「いや、ジェネラルはいるぞ」


一人、焼け残ったテントを探索していたらしいあんにゃまの声が響いた。

弾かれたように全員が立ち上がる。

テントから出てきたあんにゃまは、巨大な鉄の塊を握っていた。


「これは」

「見たことがある。ジェネラルの武器のひとつだ。奥にある一番大きなベッドの傍に置いてあった」

「なら、ジェネラルはどこにいるんだ?」

「本隊に戻ったんじゃないか?」


黒翼天使聖の言葉に、カイは腕を組んで答える。


「ありえるな……あんにゃま、他に何か見つかったか?」

「いや……ただ、そのベッドの匂いは他に比べて薄かった。他はいろいろ垂れ流してたからな。

だがそのベッドだけは……そうだな、出て行った後みたいだった」


あんにゃまが自分の言葉にはっとする。

カイが厳しい目で仲間を囲んだ。


「みんな。まずい事態だ。ジェネラルは確実に存在し、

おそらく直衛を連れてキャンプの外に出ている」

「待ち伏せるか?」


レス・パースの言葉にカイはしかし頷かなかった。


「ゴブリンの行動パターンを思い出せ。

連中の基本方針はなんだ」

「略奪」

「近くの町といえば、ハダノしかないな」

「回復を待つ時間もない、ってことか」

「ここに一人残すか?」

「いや、万が一ジェネラルが戻ってくればそいつは死ぬ。全員で動くほうがいい」

「とはいえ、急を知らせないと」

「私が行く」


ユウの言葉にニョヒタが目を剥いた。


「いや、単独行動は危険だ。全員で戻ろう」


その言葉に首を振り、そのまま手にした笛を吹いて汗血馬をユウは呼んだ。

現れた赤い神馬に、全員の顔がああ、と納得したものに変わる。


「これは汗血馬、中国サーバの動物だ。これなら普通の馬よりよほど早く走れるから」

「そういえば、ユウの馬はそれだったな」


ニョヒタがなるほど、と頷く横で、あんにゃまがそれでも心配そうに聞いた。


「だが、ジェネラルに見つかれば」

「あんにゃま、わたしはそもそもソロプレイヤーだ」


言い捨てる。

カイはしばらくユウと馬を見比べていたが、やがて息を吐いた。


「わかった。頼む。テングを助けてやってくれ」

「微力を尽くそう」


既に正午近い時刻だ。ハダノに戻るのは午後一番、といったあたりになるだろう。

考えながらユウは拍車を思い切り馬腹に当てていた。


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