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この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

襲われたシリーズ

彼女に襲われた!

作者: 海神

 

「んっ♡……んっ♡んんっ♡」


 いきなりベットへと押し倒された私は、彼女である古賀(こが)三玲(みれい)にそのまま激しくキスをされる。


 それを私はなんとか引き剥がそうと抵抗するけれど、力が無駄に強く、中々引き剥がせない。


 それから数分経ってようやく三玲は離れ、お互いに荒い呼吸をしながら落ち着く。


「はぁ♡……はぁ♡……三玲の馬鹿」


「別に良いじゃん。ねぇ、もっと……んっ」


 私は三玲の口を手で塞いで起き上がると、着ている途中だった黒の水着を上下着て、更に上から服を着る。


 今日は夏休みも半ばと言う事で、プールへ行こうという話になり、私の家でお互い水着に着替えていたそんな時、いきなり三玲が発情して、私を襲ってきた。


 よくある事で何もなければ最後までヤるけれど、今日はそう言う訳にはいかない。せっかくプールに行くんだから。


「三玲、早く水着着て」


(すみれ)、もう一回キスしよ」


「嫌」


「えー、今日なんか冷たくない?」


「冷たくないから、ほら早く。いい加減にしないと、今日はもうヤらないよ」


「えっ?水着着たらヤっていいの?菫は変態だねー。服着てた方が興奮するんだ……いてっ」


「三玲、怒るよ?」


「うぅ……分かったよ」


 私のチョップと声に、唇を尖らせながらも三玲は薄ピンクの水着を着て、上から私と同じ様に服を着た。


 それから、財布やスマホ等忘れ物がないかを確認して、


「レッツゴー!」


 私と三玲は家を出てプールへと向かう。


 私と三玲が住んでいる街はそこそこ田舎なので、バス一本と歩きで四十分かからない位の場所に、大きなプールがある。


「ふぅー、バスの中はやっぱり涼しいねー」


「そうだね……おい、やめろ」


 バスに乗り隣同士で座った瞬間、変な所に手を入れてきたのでその手を叩くと、


「えっー、なんで?仲良くしようよ」


 少し拗ねたように、ムスッとしたので、


「はぁ……これでいいでしょ?」


 ため息を吐きながら、三玲の手を握ってあげると、三玲は嬉しそうに笑った後、私の耳元で小さく呟く。


「菫、大好き」


 そうしてずっと手を握りながら会話をして、バスを降り少し歩くとプールに着いた。


「おっ、ここか。中々いいねー」


「はいはい。中に入るよ」


 お金を払って中へと入り、脱衣所で服を脱いで水着姿になるといざ、プールへ。


「あっつーい。人多いー。菫めっちゃ可愛い」


「お盆でもない平日なのに、こんなにいるんだ。てか、日焼けクリーム塗らないと」


「おおっ!エッチなイベント発生だ!いてっ」


 取り敢えず日陰になっている広い場所を探して、レジャーシートを引き、持ってきた荷物を置く。


 人が多いので、中々場所を見つけるのが大変だったけれど、なんとか三玲が見つけてくれた。


「ねぇねぇ、先に私が塗ってあげるよ!」


「変な事したら怒るよ?」


「大丈夫、大丈夫。ほら、私を信じて」


 三玲の言葉に先に私が寝転がり、三玲に日焼けクリームを塗ってもらう。


「はいっ!じゃ塗っていきますねー」


 私が水着姿だからか、はたまた私を好きに出来るからか、どこかテンションの高い三玲は私の体に丁寧に日焼けクリームを塗ってくれる。


「お客さん、可愛いですねー。それに中々いい体、揉んでもいいですか?」


「馬鹿、やめろ」


 でも途中からいかにも変態みたいな声のトーンで、変な事を事ばかり言ってくる様になり、日焼けクリームを塗り終える頃には、


「ねぇ、菫。ヤろ」


 もう隠すことなく、演技もろくにせず耳元で囁いて来る。私はそんな三玲を無視して起き上がり、


「変態。ほら、早く寝ろ」


 三玲を寝かせて、今度は私が全身に塗ってあげる。


「あんっ♡そんな所触ったらだめっ♡いてっ!いたたた。ごめん、ごめんって!」


 寝たら寝たで、一々エロい声を出すので、頬をつねって大人しくさせ、その隙に無駄なくささっと塗り終えて、


「ほら、起きて。行くよ」


 三玲を起こして、二人で取り敢えず一番近いプールへと入る。


「おおっ!なんて浅さ!これは餃子の皮ぐらい浅い」


「変な例えやめろ。それにしっかり腰まであるだろ」


「まあ、確かに!えいっ!」


 三玲はいつもの調子でふざけながら、私に水をかけてき出したので、私も笑って、


「やったな、えいっ」


「えっ、ちょっ、まっ」


 三玲が反撃出来ないぐらいしつこく、大量に水をかけ続ける。


「菫、やめっ、おいっ!やめろっ!」


 すると、ちょっと必死に三玲が言ってきたので、水をかけるのをやめてみる。


「はぁ……ふぅ……溺れ死ぬ所だった」


「いや、そんな訳無いでしょ」


「はぁ?菫の馬鹿馬鹿!」


「馬鹿はそっちでしょ!」


 三玲は深呼吸をした後、思いっ切りまた私に水をかけ出したので、私も反撃し周りが引くぐらい大量の水をかけ合う。


 そしてお互い疲れて、


「はぁ……はぁ……私の、勝ち」


「ふぅ。私の勝ちだな」


 息がだいぶあがっている三玲と、大して息切れしていない私は、一旦休憩する。


「菫のずる」


「負けたのが悔しいんだ」


「なっ!菫は大人げない!」


「私まだ子供だもん」


「ぐぬぬぬ、えいっ!」


「ほら」


「へぶっ」


 三玲がかけてきた水を避けて、代わりに私が水をかけると、思いっ切り顔に当たって変な声を出す三玲。


 すると三玲はいきなり、


「あー、もうっ!菫は加減ってものを知らなの?」


 水をバシャバシャしながら怒ってきたので、


「ごめん、ごめん。三玲、なら次のプールに行こうよ」


 軽く謝りなだめると、


「菫のバーカ!」


 いきなりプールを出て走り出し、私が言ったプールへと向かい出したので、


「三玲、こら。迷子になったらどうするの?」


 必死に追いかけ、なんとか見失わずに次のプールへ着いた三玲を捕まえる。


 けれど三玲はそんなこと気にもせず、


「見て見て、海みたいに深そう!」


 無邪気な子供のように深いプールに興奮し、


「うおー!」


 思いっ切り飛び込んだ。


 私は心の中でため息を吐きながらも、機嫌が治って一安心し、私も入る。


 と、


「す、菫、ヤバい……」


 金槌である三玲が溺れかけていたので、なんか色々忙しい三玲を支えてあげ、


「ふぅー、死ぬかと思った!」


「なんで死にかけて嬉しそうなの?」


 プールの外側を掴ませると、何故か嬉しそうで本当に能天気だな、なんて思っていると、


「菫、また溺れそう、抱きしめてー」


 変な演技をしながら私を見てきたので、


「へぶっ……ねぇ、どうして水をかけたの?」


 私は三玲に水をかけて、


「ほら、次行こ。このプールは泳げないと楽しくないからさ」


「ちくしょー、抱いてもらえなかった」


 私が先に出て、三玲を引っ張り次のプールへ。


「あれはっ!ウォータースライダーだっ!」


 次のプールがどうやら最後らしく、大きめのウォータースライダーがあり、それを見て三玲は大興奮。


 いきなり走り出そうとしたので、


「走るな」


 今度はちゃんと腕を掴んで大人しくなるまで捕まえ、三玲と一緒にウォータースライダーに。


「高っ!菫、どっちが早く滑れるか勝負ね!」


「はいはい。じゃ、スタート」


「えっ、ずるっ!」


 三玲の言葉になんとなく頷いて、さくっとスタートを決め、案の定私が勝った。


 けれど納得がいかない三玲は、


「ずるい!ずるい!今のはなし!もう一回!」


 そう言って子供のように駄々をこねるので、


「いいよ」


「やった!菫、大んっ……」


 仕方なくもう一回して……そのもう一回が何回も続いた時、いきなり、


「お腹空いた!ご飯食べる!」


 三玲はご飯を食べたいと言い出したので、最初にレジャーシートを引いた場所に戻り、仲良く昼食を食べる。


「菫の作ったお弁当は、世界一!」


「それは良かった……ありがと」


 私の作ったお弁当を、三玲は美味しそうに食べてくれ、あっという間に完食。


 それから日差しが少し強いので休憩し、


「よしっ!もう一回、ウォータースライダーに行こう!」


 三玲の言う通り、ウォータースライダーにまた行き、飽きるまで滑り続けた。


「三玲、もう終わり。ほら、帰るよ」


「えっー、もう一回だけ!」


「はぁ……家でシないの?」


 相変わらず駄々をこねまくる三玲に、ため息混じりに耳元で呟くと、


「するっ!分かった帰るっ!」


 さっきと180°態度を変えて、帰ると言い出したので、荷物を纏めてプールを出る。


 そうして少し歩いてバス停に着き、時刻表を確認してみると、


「……あっ、タイミングいいね。あと二分でバスが来る」


「ラッキー!まあ、私は運がいいからねっ!」


「はいはい」


 胸を張って喜ぶ三玲と会話しているうちにバスが来て、バスへと乗り込み席に座る。


「暗くなるのが遅くて、夏は助かる……三玲?」


「……」


 バスが動き出す頃には、私の肩で三玲はあっという間に寝息を立てて寝ていて、その姿が本当に子供みたいで可愛く、私は少し笑って、


「お疲れ様、三玲」


 頭を優しく撫でてあげ、ボッーと一人バスの窓から流れる景色を眺め、自分の家に一番近いバス停に近付いてきた頃、


「三玲、起きて。もう着くから」


 起こすのも一苦労する三玲をなんとか起こして、眠くてふらふらな三玲の手を握って、私の家へ。


「三玲、先に寝る?」


 扉を開けて玄関に入り、荷物を置きながら聞いてみると、三玲は首を横に振って、


「ヤりたい、だめ?」


 眠たそうにしながらも、私に抱きついてきて誘ってきたので、


「いいよ」


 ベットまで行き、三玲の好きにさせる。


「んっ♡……んんっ♡……ぷはっ♡、菫、大好き」


 なんだか寝ぼけているような声なのに、いつもより手際よく私の服を脱がすと、次いで三玲は自分の服も脱ぎ、


「一緒に、弄ろ」


 ベットに押し倒してきて、三玲が先に私の下の口を弄ってきたので、私も三玲の下の口を弄ってあげる。


「んっ♡あっ♡菫っ♡……そこっ♡だめっ♡」


「もっとっ♡奥までっ♡入れてよっ♡んあっ♡」


 いつもなら変な所ばっかり弄ってくるのに、今日は弱い所を責められて、私も少し歯止めが効かなくなる。


「おかしくなるっ♡そこっ♡菫っ♡んひっ♡」


「ほらっ♡手止めないでっ♡んっ♡もっとっ♡してっ♡」


 私が三玲の弱い所を指で強めに擦るとその度に体を跳ねさせて、可愛い声を出してくれる。


 それからすぐに三玲も私もイキそうになって、


「一緒にっ♡イこっ♡」


「んんっ♡イクッ♡イクッ♡」


「「イクッッッ―――――♡♡♡」」


 お互いに体を震わせながら、ベットをびしゃびしゃに濡らし、私は三玲にキスをする。


「んっ♡んんっ♡んはっ♡三玲の口、すごく美味しい」


「んっ♡……あっ♡……菫っ♡大好きっ♡」


 どうやら少しやり過ぎたらしく、三玲は足をガクガクさせたままなので、優しくベットに寝かせてあげて私が上を取って起き上がり、お互いの下の口をくっ付けて、私は動き始める。


「まってっ♡まだっ♡あんっ♡おっ♡」


「んっ♡三玲っ♡大好きだよっ♡」


「いやっ♡そんな事っ♡……言われたらっ♡イグッッッ―――――♡♡♡♡♡」


 早々にまたイッて、三玲は甘い声を出しながら可愛いアヘ顔になり、シーツをぎゅっと掴む。そんな姿に私はもっと犯したくなって、


「ほらっ♡三玲っ♡もっとイけっ♡」


「ゆっ♡許してっ♡おまんこっ♡おかしくなるっ♡おおっ―――――♡♡♡♡♡」


 三玲のイき姿を見ていたら、こっちまで気持ち良くなって、


「三玲っ♡私もっ♡イクねっ♡」


「きてっ♡菫っ♡私もっ♡イクッ♡♡」


「「イクッ♡イクッ♡イグッッッ―――――♡♡♡♡♡♡♡」」


 三玲は唾液を垂らしながら、体を大きく痙攣させてイキ、私も盛大にイって立てなくなったので、三玲に重なり裸で抱き合う。


「はぁ♡……はぁ♡……菫っ♡」


「三玲。大好きっ♡」


 それから二人仲良く、うとうとと眠りに落ちて、


「おや……すみ……」


 私は三玲に抱きつき、ゆっくりと目を閉じた。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!


またどこかでお会いしましょう。では!


面白い、続きが読みたい、そう思った方はぜひブックマーク!それと、

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― 新着の感想 ―
[一言] このシーンのレベルでも大丈夫なんだ?(・・;) って事しか感想に書けんわ‼️びっくりして内容ぶっ飛んだよ‼️また読み直してくるー。
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