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第十二週:ルルナイ宮の夜とシヤ=カンの朝(年表・時系列、登場キャラクター、その他)


■ 年表・時系列 (第十二週までに判明したもの) ■

 *並びは時間順。紀年はすべて星団歴のもの。

 *その他の紀年が必要な場合は、行末尾に ()で示す。

 *正確な紀年が不明なものは「※※※※年」や「30※※年」のように表記する。

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

・※※※※年:プランク時代開始。虚真空の神々成る。

・※※※※年:天地開闢 (対称性の破れ、インフレーション)

・※※※※年:正真空の神々成る。

・※※※※年:ケン=イェンのハイヘブ入り。

・※※※※年:ケン=イェンら火主の勢と三度戦う。

・※※※※年:フ=チュツ、ウォア=ハヤ姫を娶る。

・※※※※年:チクシュルーブ衝突体が地球に墜ちる。

・※※※※年:メディシエナの昇宙。医療の神となる。

・※※※※年:時主の賢人 《法亜》が 《亜氏の碧玉》を得る。

・※※※※年:イン=ビト誕生

・※※※※年:ブラディオスと河神の戦い。

       ブラディオスとアウクシス、七日七夜の一騎討ち。

・※※※※年:ナイエテのヒューレア落とし。

・※※※※年:モルセス、尚偉人をプタハジから逃す。(出プターハ)

・4024年:カシヤマら地球に帰還。(西暦2019年4月25日)

・4214年:第一次オートマータ戦争勃発。

・4218年:第一次オートマータ戦争終結。

・4225年:ロクショア・シズカ、サ・ジュジ騎士学校へ入学。

・4229年:時主族の惑星「シュールー」消滅?

・4232年:コンパルディノス二世、東銀河帝国皇帝に即位。

・4235年:ジン国のベセンテ王が 《亜氏の碧玉》を得る。

       タル=ウドゥ、《亜氏の碧玉》を手に東銀河帝国本星へ。

・4236年:東銀河帝国がジン国を攻め、二万人を殺害。

・4237年:コンパルディノス二世、版図巡行を本格化。

       コンパルディノス二世によるサカタッティ狩り。

・4240年:サン=ギゼ、ロクショア・シズカと結婚。シズカ、イン=ビト王配下に。

・4246年:タル=ウドゥが、東銀河帝国将軍レクスファヌによって殺される。

・4247年:惑星スレスト消滅。

・4251年:ランベルト三世、西銀河帝国皇帝に即位。

・4253年:惑星地球、その破壊作業中に何者かによって盗まれる。

・4254年:タル=バリ、ある事件に巻き込まれ人を殺す。ジオを連れ南銀河へ。

       イン=ビト王、末子三名に統治の三惑星を譲る旨を公表。

・4255年:コンパルディノス二世、版図巡行の途上、《深探索》を訪れる。

       タル=ジオ、コンパルディノス二世を見る。

・4259年:コンパルディノス二世、崩御。

       コンパルディノス二世の長子サポルソフ、自害。

       ショワ=ウー、セトルドウン星の第一皇女スピ=ヤビノを娶る。

       ロウスティス橋事件。

       第二次オートマータ戦争勃発。

・4260年:ノノフスト、東銀河帝国皇帝に即位。(1月)

       ノノフスト、ウム=ムンディの神託所で“ルリュイセス”と会う。(1月)

       ビン=チェレによる武装蜂起。(7月)

       タル=バリ、レクレス守護ベルの屋敷を訪れジオとこれを誅す。(9月)

       タル=バリ、惑星レクレスにて挙兵。(11月)

       ショワ=ウー、惑星オペンシアにてシ・ジェオを娶る。(11月)

       スピ=ヤビノ、惑星ラケダのリアス王宮にて火中出産を行う。(12月)

・4261年:惑星地球、元の座標に戻される。

・4265年:第二次オートマータ戦争終結。

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■ 登場キャラクター (第十二週に出て来たもの) ■

 *並びは登場順。

 *()内は登場時の年齢。不明の場合は (‐)と印す。

 *名前が出ただけのキャラクターであっても、作者判断により載せている場合もある。

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・サン=ギゼ (‐):ハイヘブの人。イン=ビト王とその子シン=ムンに仕える。

・ショワ=ウー (‐):ハイヘブの人。父イン=ビトよりオペンシアの統治を委ねられる。

・ウォン・フェイ・イェン (69):シオナの人。西銀河にその人ありと謳われた武術の達人。

・デナンダ・アングリス・パンテラ (‐):歌うたいのパンテラ族族長ミルトスの一人娘。

・ロクショア・シズカ (48):シオナの人。騎士。サン=ギゼの妻。

・ルルナイ宮の衛士その1 (‐):チョイ役。筋肉バカ。

・ルルナイ宮の衛士その2 (‐):チョイ役。筋肉バカ。

・イン=ビト (‐):北銀河の伝説的な統治者・指導者。ウーの父。

・ウーランバ (‐):惑星ルルナイの神話に出て来る女性。亡き子会いたさにハドルツへと向かったとされる。

・ゴリアテ (‐):惑星地球の神話に出て来る巨人兵――とは言っても、身長は6キュビト半 (約3メートル)なので、実際の巨人族に比べれば普通のヒューマノイドである。

・ダビデ (‐):惑星地球の神話に出て来る王であり預言者。羊飼いから身を起こし全イスラエルの王となった。羊飼いであった頃、前述のゴリアテと対峙し、投石器を用いてこれを倒したとされる。

・ランベルト一世 (‐):元西銀河帝国皇帝のひとり。故人。ランベルト三世の祖父。幼名サラマタ。

・クゥちゃん (‐):西銀河を中心に活躍する女性アイドルグループ“クク=ルリ”のメンバー。天然ボケ担当。

・クー助 (‐):西銀河を中心に活躍する女性アイドルグループ“クク=ルリ”のメンバー。最年少の小悪魔要員。

・ルリっち (‐):西銀河を中心に活躍する女性アイドルグループ“クク=ルリ”のリーダー。苦労性の姉御肌。

・ウダッチャ・コ― (‐):惑星アーブスタ出身の女性シンガー。そのハスキーボイスに男女問わず人気が高い。デビューシングルは『ポイジョム・ナイジョム・オスコー・キスヨスト』

・オオツタハコバツバメバチの女王 (‐):蜂の女王。とにかくよく喋る。

・デュ・パン (‐):光型知性体 《ジバレー》族のひとり。黄色。

・ライス=リーブ (‐):FNN・FKD社社員 (内装工事事業部リフォーム課)。

・パイン=ブック (‐):FNN・FKD社の協力会社社員 (内装工事専門)。リーブと組まされることが多い。既婚。小さな娘がいる。

・ナツ (‐):あるいは“NATZ”とも。人工知能装備型コンピュータ。

・D・ダッカラム (‐):FNN・FKD社の二代目社長。

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■ その他:地名など (第十二週にて新たに出て来たもの) ■

 *並びは登場順。

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・シオナ:惑星の名。古くは 《カ=ショウ》とも。西銀河のほぼ中央にあり、西銀河帝国の帝都 《ク=アン》を擁する。

・ク=アン:都市・土地の名。西銀河帝国帝都のことを指すが、そもそもは「クル河の北」と云う意味である。

・ウー=シュウ:惑星の名。西銀河北西域にあり、緑豊かな大陸が広がっている。

・スザン:惑星ウー=シュウにある山の名。西銀河帝国の騎士養成学校 《サ・ジュジ》はこの山中にある。

・アーブスタ:惑星の名。北銀河と東銀河の境界付近にあり、科学者キ=シンによりテラフォーミングされた開拓惑星。北~東銀河間の交通の要衝のひとつとなっており、そのため多様な音楽が流入・ミックスされたことで個性的な歌い手、音楽家を多数輩出している。

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■ その他:種族名など (第十二週にて新たに出て来たもの) ■

 *並びは登場順。

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・ウェイワード:騎士の血を持つ一族の名。代々ペイエ (現在のディアン=スウ星ペイエ県)のフェンジャン、チョアン=リーに住んでいる。始祖スクトゥム・エイジス・ウェイワード。現オウルタス卿との血筋的な繋がりについては、詳細不明。

・冰霜:種族の名。巨人族の一つ。主に東銀河域に生息していた。

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■ その他:その他 (第十二週にて新たに出て来たもの) ■

 *並びは登場順。

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

・三尺イリジウム棒:イン=ビト王配下の兵士たちによく用いられていた鍛錬用の棒。これを孫の手のように使えてやっと一人前とされた。

・イリジウム:原子番号77。元素記号はIr。全元素中で2番目に大きな比重を持つ。

・ヤビノさまファンクラブ (非公式):4249年発足。ハイヘブ兵を中心に北銀河だけで8万人ほどの会員がいるらしい。初代会長はイル=ミト。

・デナンダさまを応援する会 (非公式):4259年発足。惑星ラケダを中心に現在急速に会員数を伸ばしているらしい。会長名不明。

・ウーランバ・ダンス:北銀河周辺域に古くから伝わる踊りのひとつ。

・ハイヘブ尺:長さの単位。一尺は約0.9クラディオン (約3.6m)。4151年以降、公式な単位としての使用は認められていない。

・四時の祭り:南シュシュイの礼に基づき、各惑星の四時 (春分・夏至・秋分・冬至)にその祖先の霊をまつる儀式のこと。

・優性戦争:ゲノム編集の技術が爆発的に発展した時代に起きた、複数の大規模戦争の総称。それぞれの戦争当事国が、その遺伝技術を見せ合うかのようにゲノム編集された人や生物を戦線に投入して来たことからこの名が付いた。――ちなみに。ここでも「優性」の語が間違った意味で使われているが、戦争をするような統治者・政治家・民衆などに厳密な言葉の意味など理解出来ぬし、そもそも当人たちもそんなことはしたくもないであろう。

・ベンゼン環:6個の炭素原子が正六角形に結びついた分子構造のことをこう呼ぶ。芳香環とも。

・騎士の血:優性戦争時代の名残り。不作為に発現する強化人間の遺伝形質のひとつ。

・サ・ジュジ:西銀河帝国立の騎士養成学校のひとつ。

・ハイガ:惑星ラケダ北半球の寒冷な海に生息する肉食性の底生魚。

・シヤ=カン:ラケダの北半球、オラリス大陸東岸部原産の節足型甲殻類。

・クク=ルリ:西銀河を中心に活躍する女性アイドルグループ。メンバー3人の愛称“クゥちゃん”“クー助”“ルリっち”からその名前が付けられた。ちなみに。作者の推しはリーダーの“ルリっち”。

・『ルルナイ宮の夜とシヤ=カンの朝』:クク=ルリの代表曲のひとつ。彼女たちにしては珍しいラップ調だが、ファンの間での人気は根強い。歌詞の一部に当時の東銀河帝国を批判していると想われる箇所があったため、一時配信停止、帝国領内でのクク=ルリライブ禁止などのような騒動もあったが、ファンの方々の熱意と亜空間ネットを中心とした反対運動などもあり、いまでは、いつでもどこでも誰でも自由に聴くことが出来る。

・帝国騎士団と同じ白の制服:西銀河帝国を象徴する色は代々「白」だが、これは帝都 《ク=アン》付近で鉱物・金属の類が豊富に採れたことに由来するとも、皇家の祖先のひとり 《タ=ヒ》の性格 (冷徹・堅固・確実)を表しているのだとも言われている。

・FNN・FKD社:惑星チルキト (東銀河帝国本星)に本社を置く多国籍のテクノロジー・コングロマリット。通称“F社”。

・地獄の四騎士:『ヨハネの黙示録』で描かれる四人の騎士 (戦争・疫病・飢餓・死)、あるいは4230年頃から銀河を席巻し始めた超々グローバル企業四社 (FNN・FKD社、エイモン&ドーターズ・カンパニー、福々2799社、株式会社マールム)のこと。

・カワイイ地獄の四騎士:前述のグローバル企業四社がその企業イメージ向上のために広めようとした通称だが、結果として、あまり広まらなかった模様。

・聖書:ある民族の史書であり聖典。野蛮惑星 《地球》において驚異のベスト&ロングセラーを上げている。

・ヨハネの黙示録:前述した『聖書』の最終章。筆致も描写も内容もかなりキテいる章であり、夜寝る前に読むとひとりではトイレに行けなくなるので注意が必要。

・福々2799社:惑星レクレスに本社を置く企業。主軸は亜空間ネット経由の小売であるが、その他クラウドコンピューティングなどでも成果を上げている。銀河各地に支店・関連倉庫が多数点在しており、レクレス本社はほぼ形だけのものになっている模様。

・株式会社マールム:西銀河帝国の多国籍テクノロジー企業。惑星シオナに本社を置き、主に家庭向けの電化製品、ソフトウェア、オンラインサービスの開発・販売を行っている。

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