プロローグ
初心者ですがよろしくお願いします!
唐突だが、正直に告白しよう。俺、立花咲玖は――――オタクである。
自分的にはオタクじゃないでは?と思ってる。決してモテたいからそう思ってる訳ではない。
一般世間で言うオタク。マニアとはにて異なるもの。言語学では、オタクは1つのものごとにしか興味がない人を指す言葉であり、マニアは1つのものごとに集中する人を指す。
しかし俺はアニメオタクでありゲームやラノベ、フィギュアにも手を出している。
つまり、俺はオタクではない(暴論)
ただ休日に溜めてあるアニメを消化したりソシャゲしたり部屋の中にラノベや漫画が沢山あったりフィギュアがあったりとしているだけなのでなんの問題もない。DVDは初回限定盤を買ったり部屋にポスターやタペストリーがあるのは普通だろうそうだろう。
それは置いといて、だ。そろそろ現実を見なければ。
俺は今危機的状況にいる。クラスの視線が痛い…。返答次第では…いや、考えるのはよそう。
原因は目の前にいるクラスメイト、鳴浜琴鈴にあるのだが、どうしてこうなったんだっけ?
彼女はクラスのカースト上位な君臨しておりイタズラ好きでオタクにも話しかけてくれるオタクに優しい人だ。ありがたい存在である。前までは某小学生の名探偵アニメぐらいしか見なかったそうだ。
俺は普通に過ごしていたはずだ。バレーボールが得意な、いわゆる動けるオタクと言う奴か。もともと進んで運動はしない主義だった。それもこれも琴鈴のせいだ。いや、俺のせいなのかもしれない。本当に俺でいいのだろうか。一人で老いて一人で死んでいくと思ってた。
そう―――――――ラノベを貸すまでは。
立花 咲玖
今作の主人公でラノベも読むアニオタ。
昔、バレーボールをやっていた高校生である。
今はやっていないらしい。
鳴浜 琴鈴
今作のヒロインでスクールカースト上位である
何故か主人公の呼んでいる本が気になる様子。
因みにイタズラ好き?で主人公をからかったりするらしい。