◇閑話．人物紹介.その３ ―――――――――
※このエピソードは、
３１話～４５話にて登場、もしくは新しい情報の出た登場人物の紹介です。
一部にネタバレも含みますので、先に３１話～４５話を
読まれた後に目を通す事をオススメします。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
『ジェイン』
・男
・２０歳
・Ｔ１６５
・ちょっとチープで未熟そうな、いかにも勇者
・世間一般でいうところの " 勇者 " であり、
３人パーティの少数構成ながら、国の軍隊とは別に日々魔物と戦っている。
・中肉中背のありきたりな風貌の青年で、
前衛の剣士として一定の戦闘力を有する。
・中衛でシーフのセーラと、
後衛で僧侶のクリスの３人でパーティを組んでいる。
・一応は正式に王国から
勇者の称を認可されているくらいには、魔物退治の実績がある。
・性格的に慎重さや重みに欠け、リーダーとしては少々頼りない。
・割と我欲に走ってしまう部分があり、
セーラとクリスが手綱を取らないと問題行動を起こしかねない危うさも。
・なのでパーティリーダーなのにリーダーらしからぬ扱いを受ける事が多い。
・アイリーンに（主に性欲的な理由から）一目惚れし、
彼女をパーティに（拝み込んで）スカウト。
・その時点で既に戦士として有名だったアイリーンの加入を受け、
それまで以上に手強い魔物の案件に挑戦するようになる。
・が、前衛としての力量差があまりに大きすぎて、
アイリーンの足を引っ張りまくったため、
彼女からは大いに毛嫌いされる事となった。
・戦いも恋愛も身の丈にあったものを選べば
十分に勇者としての栄誉と人生を歩めるのだが、色々と残念な勇者である。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
『セーラ』
・女
・１８歳(初登場時)
・Ｔ１６３ Ｂ８４（Ｄ） Ｗ５４（ＵＢ６７） Ｈ８４
・本来はプチ不良系で不真面目
リーダーがバカなので自分がしっかりしないと状態
・シーフとして勇者ジェインのパーティ中核を担う女の子。
・引き締まってスタイルが良く、シーフらしく身のこなしに優れる。
・パーティリーダーのはずのジェインが、リーダーとして頼りにならないため、
仕方なく事実上パーティを仕切っている。
・なんだかんだで頼られると弱い系の、根は面倒見のいい子。
・一人称は私だが、
これは本来、不真面目な性格の自分に対する皮肉を込める事で、
怠惰になってしまわぬようにする目的で意識的に使っている。
今のパーティに加入してほどなく使い始めた。
（主に、ダメなリーダーのせい）
・パーティに加入する前はアタイだった。
・パーティの面倒を見ているウチにどんどん社交性が高くなり、
いつの間にか３人の中では一番
謁見の場でも相応しい口上が述べられるほどになっている。
・ジェインの事は、基本的にバカ呼ばわり。
・へそ出しルックで、短パン黒タイツに、
首と口元をマフラーのようなもので巻き覆っている。
・腰のベルトに様々な道具を掛けており、
シーフらしい器用な仕事を、幅広く行える。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
『クリス』
・女
・１６歳(初登場時)
・Ｔ１４８ Ｂ８０（Ｃ－） Ｗ５６（ＵＢ６６） Ｈ８２
・ニッコリ優しくおしとやか……なはず
・クレリックとして勇者ジェインのパーティを支える女の子。
・回復魔法を用いることが出来るが主に非戦闘時用で、
戦闘中では魔法は即応性に欠けることから、
様々なアイテムでサポートするスタイルを取っている。
・その一助にするため、薬学を修めている。
・穏やかでしとやか、優しく包容力がある典型的な僧侶のイメージだが、
セーラとアイリーン曰く、怒らせると一番ヤバいとのこと。
・ジェインの事が好きで
そのジェインが好きなアイリーンは恋のライバルだったが、
主人公がアイリーンを嫁にしたため、主人公に対して多大な感謝をしている。
・顔立ちなどは普通に美少女ながら、
身体の凹凸で女性らしさが不足していると少々コンプレックスを持っている。
（特にアイリーンがパーティに加入した頃、
セーラともどもスタイルのいい女性に囲まれたことで更に拗らせた）
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
『カルゼオ』
・男
・５１歳(初登場時)
・Ｔ１６０
・いかにもな恰幅のいい大臣
・王国における内政の一角をつとめる大臣。
・位そのものは高めだが、
貴族社会においてはまだまだ上がいるといった立ち位置で、
より上を目指す野心に溢れている。
・王室支持派だが、それはあくまで自分の出世に利用できるからであって
心から忠誠心を抱いているわけではない。
・他の家臣団同様、王家に自分の息のかかった娘を入れて
自分の権力を高めようと日々画策している。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
『ベーラン』
・男
・５７歳(初登場時)
・Ｔ１７７
・貴族権威を鼻にかけて見下す系
細ヒゲ
・男爵位の中年男性。
・本人は王城務めはしていないが、それなりに権勢を有しており、
影響力のある無視できない嫌な貴族。
・貴族の嫌われる部分を集約したような男で、
人間的に好かれない性格をしていながら、そんな己を一切恥じない。
・政略結婚のための道具として、非常に多くの子供を抱えているが、
実はそのほとんどが血の繋がっていない孤児などをかき集めただけ。
・かなりエグい事にも手を出しているとウワサされているが、
今日においてもいまだその尻尾をまったく掴ませないなど、
かなり強かで、悪い意味で優秀である。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
『ヘッケイロフ』
・男
・４５歳(初登場時)
・Ｔ１６０
・貴族権威を鼻にかけて見下す系のダメな方
・ある意味やり手なベーランとは逆に、ダメな方の悪徳貴族。
・昔から悪事に手を染めまくっているが、同時にバレまくってもいて、
以前はそれなりの位にあったはずが落ちに落ちぶれ、
今では１つの町の長にまで転げ落ちていた。
・それでもなお欲深く再起成り上りを狙っていたが、
よりにもよって王弟である主人公に半ば強引に同行した挙句、暴言を吐くという
致命的な醜態を晒した結果、
全てを失った上に、ついに獄に繋がれることになってしまった。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
『ゴーフル』
・男
・３９歳(初登場時)
・Ｔ１８６
・ちょっと困った性格の将軍
・王国の国境で魔物の軍勢と戦う王国軍の指揮を執っている将軍。
・位は中将。
・プライドの塊で意固地かつ、自己中心的。
しかも感情的になりやすいなどその性格には多くの難を抱えている。
・しかしながら、軍人として優れている人物であり、
事実として国境における戦況は彼の着任以降、確実に良くなっている。
・その性格さえ何とかなれば非常に優秀な人物だけに、残念視する者が多い。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
『ヴィルデーゼン』
・男
・２７歳(初登場時)
・Ｔ１７６
・軍人以外を見下しているエリート軍人
・ゴーフル中将の補佐官をつとめる軍人。
・位は大佐。
・若くして大佐になったエリート軍人で、見た目にもイケメンながら
その行動は典型的なゴーフル将軍の腰ぎんちゃくの太鼓持ち。
・どんな無茶な事を言い出しても、ゴーフル将軍を持ち上げるため、
将軍も彼を気に入り、他の者を自分の近くに置きたがらない。
・軍人としても人間性としても未知数で、
ほとんどの者が、ゴーフルに引っ付いてる奴という認識であり、
その人物像は、多くが謎に包まれている。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
投稿予定などは Twitter(@hinotori24)や活動報告にて。
m( _ _ )m
