4.5章(おまけ) エイプリルフールに出すつもりだったやつ
頭空っぽにしてみてね。何なら読まなくても一切支障は無いよ。
エイプリルフールに出す予定だけど寝過ごして忘れてたから急いで書いて出しました。申し訳ないです。
[今日は、あまり僕の信仰心が感じられなくて気分が良くないんだ。適当な場所に飛ばしてあげるから楽しんでね………]
舞台は6451年、アンビリーと仲間たちは地球爆発の危機を起こすため近くのボーボルン惑星に来ていたのだった。
<カチャカチャッ>
そこには、ハンバーガーに侍が泣き乱れたような形相で機械をいじくり回す謎の男がいた。
「ああぉぉぉ!!また負けたじゃねぇか。誰だよ資金調達にちょっと木星に行こうぜ言ったやつ!!」
そう。パチンコを必死に繰り返し、赤いタイツに包帯、天然パーマのようなツーブロックのような見た目をしているのがアンビリーという名の男である。
「それ、アンビリーじゃねぇのかよ……」
先程説明した男に幻滅するように受け答えをした者であり、隣でただ金属が無くなるのをみている、テレビ番組をものすごく良いところまで見せて直前で電柱が倒れた家のような目をしたこの男。足はコンパスのように丸く体はコンパスのようにとんがっているこの男。何を隠そうこの男こそ、アンビリーである。
「おい!!アンビリー、テメェの仕業じゃねぇかよ。お前責任取れるのか?俺の地球まで帰る金なくなっちゃったじゃねぇか!!」
「オレ、ソンナコトシラナイヨ。オマエラガアリガネオトスノガワルイヨ。」
その見た目、およそ10歳。一生子どもの心を忘れないと誓った46歳の誕生日。そんな思いを胸に秘めたまま52歳になってしまったこの幼児こそアンビリーである。
「はぁ……これで僕たちの帰るべき場所金は無くなったわけだな……」
そうアンビリーが言うと
「ナニイッテンダヨ。ボーボルンワクセイ、ココヨイトコロダヨ。」
「しょうがないな。俺たちの新しい家はこのボーボルン惑星だ!!これで文句ないだろ。」
アンビリーとアンビリーがアンビリーに声をかけ、アンビリーが納得する。
「良し!!それじゃあ皆でパチンコに行くか!!」
「でも、僕たちにお金なんてないですよ…-」
「アッ!!アレハ!!」
「アンビリー、お前のカタカナばかりじゃ読みにくいからお前喋るんじゃねぇぞ。俺みたいになって出直してこい。」
「ゴメンネ」
アンビリーは怒られて麻婆豆腐と杏仁豆腐を混ぜ合わせてできたプリンのような辛い表情で近くにあった太平洋に沈んでいった。
「よっしゃぁぁ!!生命保険貰いに行こうぜ。これでまたパチンコ打てるぜ。アンビリーに感謝だな。」
アンビリーが坐禅を組みアンビリーに感謝をひたすらしている中、アンビリーは
どうしたら地球に帰れるんだ……と考えていた。
「おい待て……ボーボルン惑星って保険適応されるのか?」
「そうだな……ボーボルン惑星の住人に聞いてみないとわからないと思うよ。」
そんな彼らの向かいから時速120キロで光るバスタブに乗ったボーボルン星人がルービックキューブ製の道路を横断しようと歩いてきた。
「おい、アンビリー!!」
「やるしかないよね…-」
次の瞬間、ボーボルン星人の前に立ちはだかったアンビリーはボーボルン星人の肋骨を奪い取った。
また、アンビリーもボーボルン星人のくちばしを噛みちぎった。
「オマエら、何しやがんダァ!!」
ボーボルン星人が歩みを止め、トイレットペーパーを振り回してきた。まるで猪とタコライスのおとぎ話の結末のような真っ赤な形相をしている。
「おい、アンビリー!!ありゃ相当怒ってるぞ。」
「そうだな。まさか、お風呂にトイレ付きとはな……」
ボーボルン星人はトイレットペーパーを世界中に広がるカラメルソースのように振り回してアンビリーを投げ飛ばしてきた。
「うぉっ!?」
「なんだあいつ……ふざけた体しているくせに強いぞ。」
ボーボルン星人の足はまるで扇風機の羽のように薄く、トーテムポールを組み合わせたような胴体をして、腕はやかんのようだった。
「アンビリー、これは……」
「了解だ!!勿論、俺たちも全力で向かい撃つしかないよな。」
彼ら、アンビリーとアンビリーは互いに手を天高くつき伸ばし、左右からビッグバンのように振り回した。
「「ハイタッチ!!」」
「ヴギャァァァォ!!」
叩き潰されたボーボルン星人はそのルービックキューブに吸い込まれていった。
「良し。これで僕とアンビリーのお金ゲットだね。」
「あぁ!!こいつから少しばかり金を巻き上げるとするか。」
ボーボルン星人のバスタブに入っていた、がま口のロッカーの中から蝋燭、パンダなど様々なものがある中から財布を取り出したアンビリーはボーボルン星人の身分証明書のようなものを見つけた。
「「何っ!?まさか!?」」
そこには、ボーボルン星人の顔写真、身長、学年順位などが書いてあり、名前の欄には
「アンビリー…………!?」
と書かれていた。
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