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残念な魔女見習い ~火傷痕コンプレックスからの魔法成り上がり~  作者: かず@神戸トア
女領主サラ

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不死魔物包囲縮小

それからしばらくは、本拠地と思われた場所を中心とした、発生源として疑われる広大なエリアの木々を残らず燃やし尽くし、夜には発生源から溢れてくる魔物を殲滅。街や村の防衛も行いつつ、今までに作った街道もどきを通過する魔物の減少を確認しながら昼間にも森の魔物を殲滅し続けることで、街や村に侵攻してくるアンデッドも段々と減少することを確認できるようになった。

途中で、ゴブリンのアンデッドのダンジョンを追加発見し踏破したが、最奥にはヴァンパイア等は居なかった。


地味ながらにアンデッド対策を続けた結果、敵の本拠地と思われる遺跡以外では脅威となる程のアンデッドが残っていないと思われるまでになった。今までは広範囲に包囲網を構築していたが今後は本拠地を除けば、人の居る街や村だけを防衛しつつ、その付近の森のアンデットの間引きを行うだけで大丈夫そうである。

「では、帝国軍の皆様には街や村の防衛と、昼間に森の影にいるアンデッドの間引きを引き続きお願いします。我々はいよいよ本拠地攻略に移ります」

「よろしくお願いします」


領軍2,000人はあくまでも地上に配置して、夜に溢れてくるアンデッドの間引きに注力させる。もう湧いてくる魔物は限られていることがわかって来たので危険度は低いはずである。

やはり危険なのは大規模ダンジョンと思われる本拠地の探索であり、元々従士団であった100人以上で探索する。

「やることは最近の他のダンジョンと一緒。要救助者も居ないし、最奥のダンジョンコアを奪って踏破することで、新たな魔物の発生を抑止するのが目標。ただ敵はそれなりに強いと思うのと、ダンジョンが広いと思うから、命を大事に頑張ろうね」


最近の森を焼くことに抵抗があったエルフ達がこれで原因対処が出来るのであれば、と特にやる気を出している。

そろそろ侯爵領に戻りたいと思う者達も最後の踏ん張りと気合を入れている。


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