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残念な魔女見習い ~火傷痕コンプレックスからの魔法成り上がり~  作者: かず@神戸トア
女領主サラ

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不死魔物ダンジョン2

皇帝、皇弟たち帝国軍の幹部に、ダンジョン侵入が失敗した旨を報告したところ、

「えーい、不甲斐ない奴らだ。追加部隊を早々に編成せよ!」

「いや、ダンジョンに不慣れな軍隊をこれ以上投入しても無駄だ。冒険者を集めろ!」

特に皇弟派の者達は、継続してサラたちに頼らない方法を取ろうと議論をするが、

「いやもう良い。銀龍、いやドラセム卿、残っているかもしれない者たちを助けて欲しい」

と皇弟ホルストフが頭を下げてくる。


「はい、すぐに向かいます」

そうなる予感もあったため、既にダンジョン前にはドラセム家の従来からの従士団100人以上が集結済みである。


生還者の話では、中はアリの巣のような洞窟であり、100人の帝国軍は手分けして進んでいた。地下1階はスケルトン、地下2階はゾンビでありそこまでは何とか探索していたが、進んだ地下3階ではゴーストに遭遇したという。ゴーストにダメージを与えるには、帝国兵の中に魔法使いはいなかったので魔剣か武技が必須であったが、魔剣の所有者は将校のごく一部だけであり武技が使える者が何とか対応していたが魔力切れで逃げ帰るしかなかったと。逃げ帰る中でも、分岐ごとに班わけして班員数が減っていたこともありアンデッドの数に勝てず次々とやられていき、逃げ切れたのは自分だけだったとのこと。


逃げてきた1名から分かる範囲で中の地形を確認し、最奥を目指す班と、先に潜入済みの帝国兵の生き残りを探す班に編成する。前者には悪魔の召喚など他人に見られると面倒な者を中心とした魔術師団員を多く配置し、後者は主に騎士団員を多く配置する。

各班の情報連携のために水精霊シルビーによる伝言ができる魔法使い、もしくはシルビーだけを分散配置する。


「救命のための生存者捜索も大事だけど、ダンジョン踏破することでの魔物の湧きを停止することも救命に繋がるからね。どちらも頑張るよ!」


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