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残念な魔女見習い ~火傷痕コンプレックスからの魔法成り上がり~  作者: かず@神戸トア
女領主サラ

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不死魔物ダンジョン

皇弟ホルストフが強引に100人の部隊を選定し、発見した岩場ダンジョンに≪転移≫させるように指示してくる。皇帝アウレアスも頷くので希望通りに、岩場の前に100人を連れて行く。

「魔物などに遅れをとる我らではないわ。すぐに踏破してくれる。行くぞ!」

いかにも脳まで筋肉、脳筋と思われる将軍の指示のもと、隊長、兵士達が次々と中に入っていく。


「ダンジョン探索したことあるのかな、あいつら」

「まぁ少々の罠にかかっても、少数の敵に遭遇しても目的達成すれば良いというやり方なのでしょうね」

「今までのドラセム家のやり方とは全く違いますが、軍の運用とは得てして損失を覚悟するものですので」

「うちは今まで通り命を大事にする方向で行くことにするわ」

「あぁそれが良いよな」

サラとハリーが理想を続けると宣言をしたことを横で聞いていた元軍人の従士団メンバは「それだけの力があるからの選択肢だよな」とこっそり思うのであった。


帝国軍の一部がダンジョン探索している間でも、他のメンバは街道もどきの追加はしないまでも、昼の間の森の中のアンデッド退治は継続している。

また、夕方になっても探索に侵入した者たちが帰ってこないので、サラたちの精鋭部隊がダンジョン入口で夜間待機することになった。


「ちょっと嫌な予感がするな」

「えぇ油断せず、場合によっては明日に私たちが探索に入るつもりにしないとダメでしょうね」

夜になっても帝国軍がダンジョンから帰ってくる気配もなく、逆に入口からは次々とスケルトンやゾンビが溢れてくるのでその対応をしている間のサラとハリーの会話である。


そして朝になり魔物の排出が終わったところで、帝国兵1人だけが転がるように出てきた。

「壊滅です・・・」


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