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残念な魔女見習い ~火傷痕コンプレックスからの魔法成り上がり~  作者: かず@神戸トア
女領主サラ

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不死魔物包囲網2

「何だと?人間以外のスケルトンやゾンビが!?」

「はい、そのような報告を受けました」

「うーむ。とりあえずこれ以上の被害を一旦食い止める包囲網はできたが、その中心部から強い魔物達が産み出されていたならばジリ貧でしかないな」

「やはりドラセム卿たちの力に頼らせて貰って良いでしょうか」

サラ達の報告が伝わった帝国の上層部から呼び出しを受けるのに時間はかからなかった。


「すまんが銀龍の力を借りたい」

「もちろんそのために来ているので良いのですが、私は銀龍と名乗った覚えはありません。サラ・ド・ドラセムです」

「そうかすまんな、銀龍」

皇弟ホルストフには意図が伝わらないのかため息を漏らす。

「それで、森はどこまで焼いていいのでしょうか?上空から見ても木々に覆われていると発生源の特定ができないのですが」

「可能な限り最小限にした場合にはどのような案が取れるのでしょうか」

皇帝アウレアスが間に入ってくれる。

「特定には時間がかかることになりますが、幅10mほどの開けた場所を森の中に細長く作ることで、そこを横切る魔物達の進行状況や方向の把握ができると思います」

「なるほど、確かに将兵を分散して配置するよりは効率が良いと思いますが」

「魔物騒動が終わった後に、森の中に作成する街道の下準備と考えて頂いたらいかがでしょうか」

「ほぉ。ならばこことここを繋いでくれるか」

「いえ、それは魔物の進路確認への効果が低いのでここからこちらの方へ」


将来的には既存の街や村を結ぶ街道にする方向でありながら、アンデッドの進行方向を確認できそうな場所を帝国軍にて選定された結果を地図に示される。

サラたちはドラゴンとワイバーン部隊で、その地図の通りに森を焼き払うと宣言して行動に移るが、他者に見えないところでは大悪魔ファリクスも含めた悪魔達の力も使用して、人手では足らない部分の包囲網を作っていく。


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