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残念な魔女見習い ~火傷痕コンプレックスからの魔法成り上がり~  作者: かず@神戸トア
女領主サラ

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不死魔物被害状況

地図に従い、森にある17の村々辺りの上空へ≪転移≫して位置確認をした後に地上に降りて村の被害状況を確認してまわる。


結果、被害がなかったのはアンデッドが到達していなかった領都を含む2つの街の近くなどの8村、怪我人がありながら耐えていたのが3村、残り6村は生存人なしであった。6村の中には一部の村人だけでも街に逃げ込んだ村も含まれているので全滅のみではないのが救いである。

耐えていた3村では、怪我人は治療した後に帝国軍の護衛付きで近くの街に避難させたので、無人になったのは9村ということになる。


地図に状況をマークして行くことで明らかになったのは、山脈の東側に広がる森の中でも北側にのみ被害が発生しており、その中心部は山側、つまり森でも北西部に今回の原因があるようである。



「さすがドラセム卿。早速の発生源の推定、大変助かります。まだ被害が無くてもこれから被害の可能性がある2村には近くの街への避難指示をしたいと思いますので、帝国の者を送り届けて頂けたらと助かります」

「他はどうされますか?ここまで広大ですとドラセム家のみでは包囲できません。また森が邪魔して殲滅ができないので、森を焼くことも許可頂けると助かります」

「帝国を上げての軍隊派遣、そして森を焼くこと、いずれも領主の伯爵を説得する必要がありますね。わかりました。私と宰相を領都までお連れください」

「「陛下!」」

大臣達から反対の声も上がるが、皇帝と宰相は国家の大事であると押し切る。

「お待たせしました。では向かいましょう」


皇帝、宰相と将軍を含めた数人の護衛を連れて、サラはハリー、ティアーヌの2人と一緒に領都の城門近くに≪転移≫する。


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