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残念な魔女見習い ~火傷痕コンプレックスからの魔法成り上がり~  作者: かず@神戸トア
女領主サラ

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不死魔物氾濫情報2

一度ハリーを拾って領都に戻り皆で相談をする。

「心当たりがあるダンジョンは無いらしいから、それを探すのも大変だな」

「前のリザードマンもダンジョン不明だったが、奴らは村を作るからその中心地が分かりやすかった。今回はどうすれば・・・」

「それに、今回はどのような陣容で臨みましょうか。魔物村の殲滅など分かりやすい目標が無いと、領軍は難しいですよね」

「帝国としてもどうするつもりなのか。西部だから皇弟派の領地だが、軍隊派遣をするつもりがあるのか」

「帝城からは焦って飛び出してきちゃったから、その辺りももう一度相談に行かないとね」



「ドラセム卿でも焦ることがあるのですね」

再びの帝城で再び皇帝アウレアス・ジーモント・レーベルクに対面するサラたち。

「申し訳ありません」

「いえ、こちらが提供できる情報が不十分ですので、仕方ないかと」

「それで・・・」


少しは落ち着いた頭で帝国首脳陣と改めて情報整理をするサラ達。

城壁ではなく簡易な堀や塀程度の村々はいくつも被害にあっているが、城壁がある街は耐え凌いでいる模様。そのため、帝都から兵士と食糧などを≪転移≫で街々に送り込むことが最初の依頼になるという。皇弟派の貴族の領地ではあるが、支援を拒むことは無いであろうことと、万が一拒んだとしても領民のことを踏まえて皇帝としての強権発動をするとのこと。

ただ、その送り込む戦力では防衛が精一杯で、魔物の殲滅や原因究明と対処までできずにジリ貧になることが見えているため、それ以上についてもサラ達に頼みたいという。


取り急ぎ、対象の森にある5つの街への≪転移≫を昼間のうちに実施する。

サラとハリーだけコルマノン王国の王都に≪転移≫して、宰相に状況説明と許可を貰い実行に移す。


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