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残念な魔女見習い ~火傷痕コンプレックスからの魔法成り上がり~  作者: かず@神戸トア
女領主サラ

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リザードマン氾濫解決

リザードマンダンジョンのダンジョンコアを回収できたことを他の班に伝えた後は、途中の水浸し経路も仕方なしに再度潜りながら地上に帰る。

結局新しくできたダンジョンだったからか宝箱も無かったので、寄り道もしない。

「やっぱり地上の空気は新鮮でありがたいわね」

「そうね。濡れたものは≪乾燥≫で乾かしましょう」

「もう一晩野営するのも嫌だし後は本当に遠慮なしにリザードマン村を殲滅しようか」

まだ残っていたリザードマン村に≪飛翔≫で駆けつけて、多くの召喚した精霊や念のために姿を消したままの悪魔たちによる圧倒的威力で殲滅していく。


強引に殲滅を繰り返したことで、夕方には全ての村を燃やし尽くせたので、それぞれを侯爵領へ≪転移≫で送っていきながら、人間の村にはハリーとアルベールが連絡に行く。

いずれからも

「もう終わった?あぁ、はいはい」

と信じて貰えなかったが、そのうち燃やした村の痕跡などをみたら理解するだろうと考えてそのまま引き下がる。


領都で、遠征したメンバに対してサラとハリーが労いの言葉をかけて解散となった。

「今回は領軍の良い訓練になったな」

「怪我は回復できる範囲だったのよね?」

「あぁ、なら良かったわ。今日はもう皆ゆっくり休んで貰って、明日朝に報告に行きましょう」

サラとハリーは互いも労い合う。


翌朝、サラはハリーとティアーヌの2人だけを連れて、帝都で登城する。

「こちら、今回のダンジョン3つのダンジョンコアになります」

「おぉ、さすがドラセム侯爵。こんな早期解決とは。もしかすると皇弟派にも気づかれなかった速さかも」

「ダンジョンを攻略し、見える範囲の村は殲滅しましたが、地上を徘徊していた魔物は残っていると思います」

「もちろん、それで十分。誠に感謝です。ドラセム侯爵にはもうあまり要らないかもしれないが、報酬は金銭とさせていただいた」

「はい、ありがとうございます」

少し残念であるが、領地開発や領軍整備に使おうと考えることにした。


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