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残念な魔女見習い ~火傷痕コンプレックスからの魔法成り上がり~  作者: かず@神戸トア
女領主サラ

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帝国西部噂2

帝国西部から聞こえてくる状況は改善しないまましばらくしたころ、帝都から水精霊シルビーの連絡網で、皇帝から冒険者サラに指名依頼があるとの話が来た。


ハリーたち冒険者パーティーを伴って帝都タウバッハに≪転移≫して、冒険者ギルドに寄った後、登城する。

「ドラセム侯爵、良く来てくださった。いつも申し訳ない」

「いえ、とんでもありません。結婚祝いを頂きながらお礼が遅れてこちらこそ申し訳ありません」

「そうか、そちらのハリー殿だったな。どうかお幸せにな」

「は、ありがとうございます」

「そんな中に申し訳ないのだが、帝国西部の状況は認識されているのであろう?」

「はぁ、芳しくない旨は」

「さすがであるな。だが魔物氾濫、スタンピードのことは厳秘なのでご存じないかと」

「え、それは大変な」

「そう。しかも複数個所で発生しているのだ。ワイバーンの魔物使い達が魔物の村が多発していることを発見したのだ。まだ明らかになるほどの被害はないから知っている者は少ない」

「なるほど」

「いくら皇弟派の領地で発生しているとはいえ、帝国の領土。放置はできぬが、我々に対しても秘密にされているところに軍隊の派遣はできない。内乱の誘発にも繋がり国民にさらなる被害となる」

「しかし、冒険者に帝国として依頼を出すのも同様ではないのですか」

「いや、詭弁ではあるが冒険者による魔物討伐だけであれば何とかできる。あちらとしても魔物が討伐されると内心では助かるはずなので」

「かしこまりました。あくまでも冒険者クランとしてお請けいたします」


「具体的な場所はこちらになります。当然、軍事情報にもなる地図ですので取り扱いにはご留意くださいませ」

「なるほど、3ヶ所も同時に発生していると思われると。しかも1つは未発見のダンジョンと思われて場所の特定もできていないと」

「国民のため、何卒よろしくお願いいたします」


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