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残念な魔女見習い ~火傷痕コンプレックスからの魔法成り上がり~  作者: かず@神戸トア
女領主サラ

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結婚披露パーティー準備

ローデットに最後に念押しされたのは、結婚披露パーティーを予定よりさらに盛大にすることであった。

任地着任が4月の予定のため、3月実施は予定通りだが、お世話になった方々へのお礼と、領地持ち貴族になり今後ますます重要になる貴族間の人脈作りのために、とのことである。

それを副都と呼ばれる代官地の別邸で盛大に行うのである。


サラとハリー、主役の二人はどちらかというとさっさと簡単に終わらせてしまって、任地に逃げてしまう方が楽だったのであるが、貴族の義務として説得される。


さらに盛大にすると言っても既にかなりの数を対象に招待していたので、増やすのは他の領地持ち貴族達、ただ基本は領地に居るために王都にある屋敷にいる留守番部隊に縁を繋ぐぐらいであろう。

またこれから領主となる侯爵領の主だった者には挨拶を兼ねて招待する必要があるが、急であるので、転移による移動が必要になるが、さすがに主役のサラが案内できないので、アルベールたちが手分けして運ぶことになった。


いつものようにミケラルド商会にも挨拶に行くと、やはり領主になることは認識されていた。恐ろしい情報網である。

「ドラセム様、新しい侯爵領にも我々の支店はございますが、領都の店舗は隣を買い取って拡大していきますね。今後ともながらくご愛顧くださいませ」

領地着任への挨拶とパーティーの資材調達等の追加発注だけのつもりが、今後にもかなり期待をされているようである。


今後付き合いが増えるとのローデットの指摘に従い王城の官僚達の招待を増やすことになったので、登城して挨拶をしていると、なぜか事務連絡のように軽く宰相からの言葉も伝えられる。

「ターフルダ侯爵は複数の寄子を領地経営に参加させていたが、いずれも帝国への内通で粛清された。ドラセム侯爵の寄子は騎士爵ばかりであるが5人とも領地に連れて行き手伝わせるように」


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