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残念な魔女見習い ~火傷痕コンプレックスからの魔法成り上がり~  作者: かず@神戸トア
女執行人サラ

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新年パーティー

そして新年になり、王城で恒例の年始パーティーがとり行われる。

サラは家宰ローデットと従士長ハリーを伴ってドレスアップして登城する。


国王との謁見までの間の歓談室では例年以上の数の貴族が居る気がする。王都に在住の貴族だけでなく、いつも以上に領地持ちの貴族が多くいるのだと思われる。いつも領地持ち領主は、毎年は参加しないのに。

元寄親のヴァーヴ侯爵など面識のある人からも声掛けをされる。

「ドラセム侯爵、相変わらず活躍されているようだな」

「は、御無沙汰しております。いえいえ、自由にさせて頂いているだけです」

「そういうのが流石だな、ははは」


他にもワチエダンジョンで一緒になり、魔術学校で同級生になったフェルールの実家のヴェシン伯爵や、嫁ぎ先のヴィリアン侯爵にも挨拶される。

「以前、私の領地の魔物被害を防いで頂いたとき、ヴィリアン侯爵領の魔物資源を根こそぎドラセム卿が刈り取った、との噂になりましたよね。今回はターフルダ侯爵領で本当に焼き払ったと噂になっていますよ」

「そのようなことは・・・ほほほ・・・」

笑って誤魔化す。


さらに、先日の騒動でのノイハイム伯爵にも挨拶される。

「あのアナトリアの件はよしなに」

何のことか分からないまま適当に頷いておく。


宰相ジョエリー・ヤンクシオにも声をかけられ、

「今回の褒賞はもう少し時間が欲しい」

と言われるので、今までのようにすぐに貰えないので、内緒の魔導書などを議論しているのかと期待してしまう。


国王リチャード・ザール・コルマノンとの謁見の際にも

「明日は期待しているぞ」

と良く分からない声掛けをされたが、全員の謁見が終わった後に翌日に閲兵式をするとの宣言で少し理解した気になったが、そんなものではないようであった。


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