表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
残念な魔女見習い ~火傷痕コンプレックスからの魔法成り上がり~  作者: かず@神戸トア
初級冒険者サラ

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

89/1027

オーク村襲撃

斥候部隊が拠点に戻り情報共有を行い、襲撃作戦をオンハルトが告げる。


オークの総数が不明ななか、無理はできないため、危なければ拠点に戻ることを優先。

その前提で、日ごろのパーティーをベースに班割を決める。すなわち、オットマーたち4人、ヘルムたち3人、ハリーたち3人、剣士2人+弓士1人、剣士2人である。

そして、オットマーたち4人とハリーたちの3人が東門、残りヘルムたちが西門にわける。まずそれぞれ門番2匹ずつをできるだけ静かに倒す。その上で、斥候もできた剣士2人が、地上面の建屋で寝ているオークを静かにしとめてまわる。騒ぎで寝ているオークが居なくなれば、用意してきた油壷で建屋を燃やしてまわる。最後にオークの長が居ると思われる崖の中段の大きな建物の攻略に向かう。

乱戦になった段階で、一番強いオットマーたち4人が村の中心部で戦い、ヘルムたちは西門から逃げ出さないように門を守るようにして、村の中心部を援護する。ハリーたち3人も東門を守りつつ村の中心部へ遠隔攻撃を行う。


パーティーごとに作戦認識を確認しながら火を起こさずに夕食を取り、闇が深くなるのを待ちながら金属鎧のメンバは隙間に布などを詰めるなどして音が鳴らないようにする。夜も更けてから村に向かい、予定通り二手に分かれる。


約束しておいた小さな明かりで東西の2班は連携し、門番へ遠隔攻撃で奇襲する。弓矢≪穿孔≫を複数の弓士から、灯りが出ないように火魔法ではなく水精霊魔法の≪氷刃≫のサラなどである。無事に東西の門番2匹ずつ合計4匹を倒しきり、西門から剣士2人が寝ているオークの首をかりに、順に建屋をまわる。途中でオークの叫び声がしたため、オットマーのパーティーが村の中心部に走りこむ。その際に、建屋に火をかけていく。

西門側から寝首を搔いたため、西門メンバは少し村の内側に入りながら、起き出してきたオークたちに弓などの遠隔攻撃で牽制を行う。東門側のサラ達は門近くに陣取ったまま出てきたオークに≪火炎≫などの遠隔攻撃を行う。


作戦が上手く行きかけていると思われた折、崖の中段の大型の建物からひときわ大きいオークが数匹現れ、大声で咆える。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ