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残念な魔女見習い ~火傷痕コンプレックスからの魔法成り上がり~  作者: かず@神戸トア
女執行人サラ

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ノイハイム伯爵寄子2

第3騎士隊員がこっそりと護衛についた翌日に、さっそく引っかかって来た者たちが出た。

とはいうものの、以前のようにシャルナン・ドラモン騎士爵とジェレオン・ドラロク騎士爵それぞれが従士にした犯罪奴隷が、代官地の西側の街区で買い物をしている際に、例のならず者たちがちょっかいをかけてきたというものである。

以前のことを踏まえて、従士の2人は仕える家同士が親密かつ隣ということもあり、一緒に買い物に行っていたので、その2人を一緒に拉致しようとしたのである。


2人の前に、抜いた片手剣や短剣を持った男たちが6人立ちふさがったのである。従士たちもある程度の訓練を受けているため抵抗しようとして交戦し始めたところに、第3騎士隊員たちが参入して6人を早々に縛り上げることになった。


代官地西側の街区もある程度大きくなったので、王領として衛兵の詰め所も出来ているため、そこに縛り上げた6人を連れていき、事情聴取をして貰う。本来であれば代官地の護衛隊のところに連れていきたいが、あくまでも西側街区のためにそうするしかない。

衛兵たちも侯爵家従士やその寄子貴族の従士が関係していることを知り、慌てて王都の本部へ連行して早々に犯罪奴隷にしてから事情聴取することになった。

あくまでも預けたことになっているので、大勢で押し掛けるわけにいかず、第3騎士隊員の代表のみが王都まで付き添う。


驚いたことに、西側街区のならず者と思っていた1人は、監督のためについて来ていたイトリーザ男爵の従士であった。官僚にも報告され、まずは西側街区のならず者の拠点を衛兵たちが急襲することに。一斉捕縛し、連れてこられていた奴隷商人により犯罪奴隷にその場でされていったまま簡易の事情聴取をしたところ、ハーフルダ男爵の従士も混ざっていたことが発覚した。

簡単なことまでは第3騎士隊員にも共有されその内容をサラ達も把握するが、それと合わせて宰相に登城を命じられた伝言も聞いたので王城で話を聞くことになった。


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