表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
残念な魔女見習い ~火傷痕コンプレックスからの魔法成り上がり~  作者: かず@神戸トア
女執行人サラ

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

867/1027

ターフルダ侯爵一派対策2

女従士を送り込んだノイハイム伯爵については監視継続となったが、問題はターフルダ侯爵である。

「なぁ、つまりターフルダ侯爵の領民が困らないようにするけれど、困っていることを助けるのは良いのだろう?」

「もちろんだけど、どうするの?」

「フェルール様の嫁ぎ先、ヴィリアン侯爵領でやった魔物一掃をターフルダ侯爵領でもやれないかな?またやりたいって声が従士団の皆からあったし、さ」

「なるほど。ハリー様のおっしゃるように、ドラセム家に実害を及ぼす前に何かをする気にならないようにするのは一手かと」

「うーん、現地の冒険者の稼ぎ場所が無くなって困らないかな?」

「北部の魔の森側だけ対処して、主街道より南部には関与しなければ影響も少ないかと思います。またいっそのこと、私たちの代官地近くの魔の森で魔物間引きイベントを開催するとか。ここは我々が国から開拓の許可を与えられていますので、冒険者を交通費持ちで呼んでイベントをしても問題ないかと。ターフルダ侯爵領で同様のことをすると問題になりますが」

「いっそのこと、ターフルダ侯爵領の魔の森も開拓しちまうか、ははは」

「ですから、それは許可されていません・・・いえ、面白そうですね。魔物退治の際に魔の森を焼き払ってしまうだけならば問題にならないかも。調べてみますね」

「ローデットも悪乗りしないでね」


ローデットを中心に、国家官僚に問題ないことを確認しつつ、ターフルダ侯爵領での規則も派遣している従士団員から現地の冒険者ギルドなどへ確認させた。

結果、ターフルダ侯爵領北部の冒険者ギルドであるだけの魔物討伐依頼を受領しながら、過剰と思えるほど魔物一掃を行うことに決まった。

ヴィリアン侯爵領で実施した時のように、従士団員同士の連携の訓練にもなるため、代官地護衛隊以外で行こうとしたところ、護衛隊員からも参加希望が多数出たので、不満が出ないようにある程度交代で実施することが決定した。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ