表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
残念な魔女見習い ~火傷痕コンプレックスからの魔法成り上がり~  作者: かず@神戸トア
女侯爵サラ

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

853/1027

ミスリル短剣発注

≪鉄人≫の研究がある程度は満足できるところまで出来たので、気になっていたハリーへのミスリル武器の話を考える。このようなときには物知りのローデットやティアーヌが頼りになる。

「いつも頑張ってくれているハリーへ、欲しがっているミスリル武器をあげたいのだけど」

「確かに奴隷でもないのにいつもご一緒であり、従士長としても活躍されていますので、他者も妬まないと思います。ただ・・・」

「そうですよね。ミスリル武器は伝説級の物であり、材料だけでも大変なので」

「それに、メイン武器としては大きさを変えられる≪炎≫の魔剣がございますので」

「じゃあやっぱりミスリル短剣ぐらいが現実的なのかな」

「それぐらいであれば、王城や貴族のパーティーなど大きな武器の持ち込みが出来ない場合でも身につけられますし良いのではないかと」

「それと万が一のために≪帰還≫リターンの魔道具にすることもおすすめします」


サラはハリーに見つからないようにドワーフ村に転移して、ミスリル短剣を発注する。以前にアルテーラ王国第3王子ダニエーレが発注したときに、材料よりも魔力不足であるということであったので、自身が魔力提供も行う前提である。


「ほう、サラ様がハリー様へミスリル短剣を。精一杯頑張らせて頂きます」

ドワーフ村長たちが何やらニヤついている感じがするのは気になるが、材料費や委託費としてミスリル貨をしっかり提供する。≪帰還≫の魔法陣を刻むことも注意として伝えつつ、以前に見せて貰った奉納されている短剣のように、拵えもしっかりしたものをと頼むと、頑張るが1ヶ月ほど期間が欲しいとのこと。

サラはハリーに見つからないように、ときどき魔力提供にドワーフ村に来ることになった。


そして1ヶ月が経ち、鍛冶や装飾としては完成した短剣を受け取った後、≪帰還≫リターンの付与になる。

隣家カーラの紹介された錬金術師と、知識・魔法の女神ミネルバの眷属天使マルカルロに教わりながら、サラ自身が魔法陣と魔石を刻んで完成となる。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ