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残念な魔女見習い ~火傷痕コンプレックスからの魔法成り上がり~  作者: かず@神戸トア
女侯爵サラ

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鉄人

宰相ジョエリー・ヤンクシオはサラへ報酬を渡した後、国王リチャード・ザール・コルマノンへ報告をしている。

「やはりドラセム侯爵は簡単に海賊問題を解決してくれたな」

「はい。行方知れずで懸念されていたアルメルス神国の腐った幹部や神聖騎士団の裏部隊も同時解決で安心です」

「神国にも貸しになったということだな」

「さらに、今回はアルテーラ海軍の隠し拠点も把握できました。位置的に我が国と戦争になった際の切り札にする拠点であったのかと推測できます。今回の海賊騒ぎまでの間にそれほど巨大な拠点が知られていなかったのですから」

「報酬はしっかり渡したのか?」

「彼女の欲しがっている魔術書などは今後のために残しておきたいので、今回はミスリル貨のみで。アルテーラ王国側から貰っていたようなので・・・」

「悪い顔をしているな・・・」



サラはアルテーラ王国で報酬等を受け取った後、コルマノン王国でも報酬を受け取り、護衛業務をしているメンバの交代などをして自由時間ができると、入手した≪鉄人≫アイアンゴーレムの魔導書を読みふける。


もともと≪木人≫ウッドゴーレム、≪石人≫ストーンゴーレムは習得済みであるため、流れは分かるのだが、材料の鉄に困っていた。

王都で鍛冶に専念するようになったカーヤたちに鉄のインゴットを分けて貰い、小さな手乗りサイズのアイアンゴーレムを作成することでの習熟は行ったのであるが、人と同じ大きさの量はなかなか難しく、ましてや代官地の門番のように設置しているトロールの大きさのストーンゴーレムほどの量は確保できる見込みがない。

トロールへの≪石化≫魔法のような、生身の身体を鉄にする≪鉄化≫のような魔法でもない限り難しいといったん諦めることにした。


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