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残念な魔女見習い ~火傷痕コンプレックスからの魔法成り上がり~  作者: かず@神戸トア
女侯爵サラ

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海賊来襲事後

ガレー船では戦闘不能にした海賊たち30人ほどから武器を取り上げ後ろ手に拘束をしていく。海上から拾い上げた魔法使い5人に対しても拘束をしつつ、目をさますと面倒なので≪催眠≫をかけておき、奴隷の契約魔法を行うためバスキの拠点に急ぎ転移で連れて行く。その処理が終われば残りの海賊たちも転移させて奴隷処理を行う。


その間にガレー船のオール漕ぎの奴隷たちには水精霊シルビーの力を借りて洗浄した上で食事等を分け与えておき、海賊たちの転移が終わった後にバスキまで転移させて、ガレー船自体も魔法の袋に収納しておく。

ミリアーノ達には、まだ別の海賊が出る可能性もあるため、引き続き商船の護衛でモンブールに向かって貰う。


サラ達は、ミケラルド商会の奴隷商により奴隷契約の処理が終わった者たちを連れて、王都ワーズに連れて行き尋問を宰相の部下たちと行う。

「俺たちはガーライト王国の海賊海軍だったが、あの魔法使いたちはアルメルス神国の騎士団だったはずだぜ。いろいろといけ好かない感じは変わっていなくてよ」

「いかにも。我々はアルメルス神国の神聖騎士団である。海賊風情と仲間であるのは気に入らなかった。しかもガレー船は不潔で臭いし」

行方不明になっていたガーライト王国の私掠船だけでなく、アルメルス神国の神聖騎士団の裏部隊が手を組んでいた模様である。

「じゃあどうして一緒に行動していたんだ?」

「それは・・・」

「行き場が無くなった我々に新天地を用意すると誘いがあったのだ」

「とは言っても、特にアルメルス神国はユノワ大陸に迷惑をかけていたのは知られているだろう?良く引き取り手が居たな」

「コルマノン王国と特にレーベルク帝国には直接的な被害があったが、アルテーラ王国はまだマシだったからだろう」

「そうは言っても・・・」

「詳しい事情まで我々には。神国幹部の方々が調整してくださったのでな」


「神国の刷新のときに追い出された質の悪い幹部たちの仕業であろう。もう少し詳しく確認する必要があるな。継続調査を頼むぞ」

サラは宰相に指示をうける。


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