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残念な魔女見習い ~火傷痕コンプレックスからの魔法成り上がり~  作者: かず@神戸トア
女侯爵サラ

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航海神殿

サラの冒険パーティー6人はドラセム商会の船でバスキからモンブールに向かう際、島にあるという神殿に寄ることにした。

アルテーラ王国は島も多く船の利用も多いため、航海の神ネレウスの神殿はあちこちにあるらしい。今回の島もその1つであり、敷地の中に風精霊の祠もあるとのこと。たしかに隣国から調査した際にも情報が得られるぐらい知られている話なのであろう。


いざ半日ほどで到着すると、それなりの大きさの島であり、神殿への巡礼者のための港も整備されていた。観光名所であるのか、商店も多く並んでいる。

「せっかくだから買い食いもしていくか」

「「賛成!」」

もちろん買い食い程度に困る経済状況では無いが、どちらかというとハリーが料理ネタとして他国の屋台の商品を調査するつもりでもあるようである。

ミーナ、アルベールとリリアナの3人も成人はしたとはいえまだ16歳、観光を楽しむさまを、保護者を自認するティアーヌも喜んでいた。


買い食いしながら情報収集すると、船のほとんどが帆船であり船旅の安全のために風精霊への祈りもされるのだが、精霊の祠が神殿の敷地でも奥にあり参拝者はそこまで多く無いらしい。また、精霊の名前までは知られていないというか意識していないみたいであった。

港から神殿まで、商店や屋台が連なる参道を進み、ネレウス神へのお参りも行う。

「安全な航海を邪魔する海賊騒動を解決させてください」

日頃から信奉しているわけでもないので、神はもちろん眷属の天使たちからの声がかかることもなく本殿を出てくる。


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