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残念な魔女見習い ~火傷痕コンプレックスからの魔法成り上がり~  作者: かず@神戸トア
初級冒険者サラ

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帰宅

サラ達は保護者達と約束した3ヶ月の期限を踏まえ、領都への商隊護衛の依頼を探す。


2ヶ月以上もいた宿には様々なモノがあふれていて、そのまま領都に持ち帰られるものではない。特に毛皮処理をしていたリリーの荷物が多く、もう一度ゲレの街に戻る前提で冒険者ギルドの貸倉庫に預けるにも費用が掛かり過ぎる。

そこで、ハリーは増えた調味料や調理器具の整理として、持ち運べない物は料理して使い切り調理器具は一度処分することにした。リリーもかさばらない気に入った道具以外、主に素材関係は処分することにした。サラは薬研(やげん)等の調合道具ぐらいであり、これも処分することにした。

これら副職業の物品に関してはそこまで高価な物を所持していなく、再調達にも苦労することもないことからの割り切りであった。


冒険者ギルドの受付や各々の委員会のメンバや、宿の主人などに別れをつげ、商隊護衛で領都に帰ることにした3人。

護衛では何も問題は起きず、無事に領都にたどり着き、冒険者ギルドに護衛依頼の達成報告をしてそれぞれ保護者のもとへ帰宅した。


「ただいま」

「帰ったよ」

と実家の宿屋に帰ったハリーとリリーの兄妹に対して、両親は

「連絡もせず急に!でも無事に帰ってきて良かった」

「おかえり。大丈夫だったかい?」

と暖かく迎え入れた。3ヶ月の約束であり、各自の部屋も残してあったのでまずはそこでくつろぎ、両親の美味しい食事をして、自分たちの成長を報告するのであった。


「ただいま」

と師匠の店舗兼住宅に帰ったサラには、

「お帰り!無事だったのね!どうして手紙もくれなかったの」

と迎えられる。とは言うものの、エミリーはこっそりと冒険者ギルドに依頼をして、ゲレの街での3人の様子の情報を貰うようにしていた。

少しは会話量が増えたサラではあったが、それでもエミリーからの質問に答える感じになった夕食になった。


そして、夜の寝る前、やはり家だとホッとする3人であった。


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