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残念な魔女見習い ~火傷痕コンプレックスからの魔法成り上がり~  作者: かず@神戸トア
初級冒険者サラ

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ゴブリン

サラ達3人は、街ゲレの冒険者ギルドで貸倉庫に、狩りに不要な薬研(やげん)等を預けて2泊3日の狩りに出発する。


まず早々に遭遇したのはゴブリン4匹。先日のオークもそうだが、サラとリリーにとってははじめての人型の魔物であったが、襲撃されたということから、人型へ攻撃することを躊躇する間も考える間もなく戦闘になったことで、初心者冒険者にありがちな壁を既に乗り越えていた。

そのため、まだまだ成人程の体格で無い自分たちよりもさらに小さい子供体型のゴブリンであっても、3人とも普通に攻撃できた。


まず探知した後は、リリーの弓矢≪穿孔≫、サラの≪水刃≫で1匹を集中攻撃し、近づく途中にも同ゴブリンを狙ってしとめ、ハリーも近づいてくるゴブリンに短剣投擲を行う。ただ、今のハリーの投擲では急所を狙うことはできず、とりあえず当てるだけで精一杯であったが。

接近戦になってからは、ハリーの盾≪挑発≫≪受流≫で残り3匹を寄せている合間に、リリーの槍≪刺突≫とサラの≪水刃≫で1匹ずつしとめていき、怪我を負うこともなく戦闘を終えた。さすがにEランク魔物で、さらに先に察知したことにより、こちらより数が多くても問題なかった。


魔剣での吸血と魔石の回収を行い、さらに討伐証明の右耳のみを切り取り他の部位は諦める。領都近辺での日帰りの狩りとは違い、荷物を減らすためである。


その後もゴブリン3匹、5匹の群れとそれぞれ遭遇し無事に討伐完了してから、少し開けた小川近くで昼食休憩にする。



「さすが魔の森ね。前もこんな感じだったの?」

「あぁ、EランクだけでなくDランクなどもだけどな」

「そう。ゴブリンだけでなく、食べられる魔物も狩らないと、お弁当はこれが最後だから、干し肉だけになっちゃうね」

「あぁ、ゴブリンは食べなかったけど、オークは意外と美味しかったぞ」

という兄妹の会話の横で、サラは3人分の水筒に≪水生成≫で補給をしていた。


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