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残念な魔女見習い ~火傷痕コンプレックスからの魔法成り上がり~  作者: かず@神戸トア
女代官サラ

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アッズーラ再会

翌日、帝城にて神国の使節団と顔合わせすることになった。

「アッズーラ様、ご無沙汰しております」

「ドラセム様!?帝国でお会いするとは思っていませんでした」

「港町ラブリニーでお別れした後、どうしてこうなったのですか?」


アッズーラは事情を話してくれる。

神国は戦争をしていたレーベルク帝国とコルマノン王国それぞれに使節団を送っていた。しかし、いずれの使節団もなかなか帰ってこない。問題が発生したのかと軍団を送り込む準備を進めていたところに、海賊から逃げて救われたアッズーラが帰国する。なかなか神国への船が出なかったので、かなりラブリニーで待ったという恨み言も言われたが。


アッズーラ達、コルマノン王国へ派遣した使節団の経緯を知ると、もしかすると帝国への使節団も海賊か何かの被害を受けたのでは?と確認するための2度目の使節団を派遣することになった。アッズーラはそれに志願して帝国にやってきた。

そこで分かったのは1度目の使節団のほとんどが幽閉されていることであった。神国へ帰らされたはずの1部の団員の行方は分からないので、アッズーラ達のように海賊か山賊の被害にあったのかもしれない。

しかし、幽閉されていた事実を知り神国の使節団は怒り、最初の侮辱への謝罪などなく軍を連れてくると憤り、実際に一度帰った団員が軍団を連れてきた、という状態である。


「アッズーラ様、なぜ帝国への使節団に志願するほど、帝国に来たかったのですか?王国への使節団の帰りに海賊被害を受けたのですから、普通なら避けると思うのですが」

「最初の帝国と王国への使節団は、団長が兄弟であったのと同様に、私の妹も帝国に派遣されていたのです。この子です」

「チェッリーナです。姉が助けて頂いたと聞いております。ありがとうございました」

「天使召喚も?」

「いえ、私はそこまで出来ないのですが、上級回復魔法を使えるので選ばれました。召喚可能なのは別の使節団員でしたが、神国に戻ろうとして行方不明になった者です」


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