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残念な魔女見習い ~火傷痕コンプレックスからの魔法成り上がり~  作者: かず@神戸トア
女代官サラ

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第3・4区画開発

サラたちの別宅や家臣団の宿舎がある第1区画、その真南になる家臣以外にも販売を開始した南西角の第2区画に引き続き、第2区画の東側に第3区画、第1区画の東側に第4区画の開発を進めることにした。

今度は、特に第4区画は農地とするためであり、第3区画はそれも踏まえた住宅用地のつもりである。

すぐに埋まるとも思えないが、せっかく職人たちも集まっているので、勢いでその2区画までは石壁や幹線道路等は整備してしまう予定である。



開発を進める中で不安なのは、魔の森の魔素である。通常の場所より魔素が濃いと言われているところの開発を進めるので、最悪の場合に代官地のなかで魔物が発生する懸念もある。

魔剣ストラデル、天使マルカルロを≪召喚≫して相談する。

「昔に入手したこの魔法陣を使って、浄化槽で永続的に≪洗浄≫発動するようにできないかと思って」

「ほう、周りの魔素を集める魔法陣か。その発想は面白い」

「もう廃れたと思われる魔法陣、良く残っていましたね。上手く行くと思いますよ」

と評価されたので、川に下水を流す前に用意している浄化槽に、≪洗浄≫の魔法陣と魔素収集の魔法陣を用意し、もし収集の方が上回ったときのために、充填するための空魔石も設置することにする。

他人からはパッと見にはわからないように、これら一式を内部に構築した見た目は単なる石材を、各区画の浄化槽に置いてまわる。まだ使用開始から間もなく、まだ汚れが強い程では無かった浄化槽ではあるが、それにより早々に浄化槽自体もかなりきれいになった。


これら開発地からの水量が増えたことにより、小川の水量が少しずつ増えたことはあまり気づかれるほどではなかったが、今後さらに増えたときには対策が必要になるのと、その増えるだけの水量確保が海へ転移しての採取では問題になるかと考えるサラたちであった。


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