表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
残念な魔女見習い ~火傷痕コンプレックスからの魔法成り上がり~  作者: かず@神戸トア
女伯爵サラ

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

640/1027

代官地再整備2

この小川、川幅は5mほどで、一番深くても水深1m程度なので、最悪は馬でも渡れないこともないが、できれば橋をかけたいと思うところである。


早速王城に行き、官僚に相談すると

「あくまでもドラセム家に許可されたのは小川の東側の開拓などであり、川およびその西岸は国家の裁量である」

との回答であった。

家宰ローデットの情報収集によると、どうも王都が手狭になって来たので、副都として整備しようと官僚たちが企んでいるらしいとのことであった。


宰相に相談すると、

「あれらの言い分もわかるし、こういうのではどうかな?」

と、川にかける橋はドラセム家が整備して維持も行う。また、橋の幅とその幅に合わせた道を西側でも開けて都市計画を行う。その橋の位置と道幅などは、官僚たちとドラセム家で相談して決める。という物である。

またしても宰相の良い様にされている感もあったが、素直に従うことにする。


早速その話を官僚に持ちかけて、都市計画に従って、サラたちの開拓地における橋の位置や幅なども決めることになった。

これで、開拓地で自由にさせるバトルホースたちに乗って、川の西の広大な草原にでる経路も確保できることになったので、良しとする。またその副都が栄えると隣接地に居住する自分の仲間たちも便利になると思われたからである。

ただ、開拓地に仲間だけでない人たちが住み出してそこも対外的には副都の一部とみられるようになるのが官僚たちの将来構想だとは思っていなかったサラたちであった。


橋を石で作りたいこともあり、石工であるベンノの母に色々と相談すると、ドワーフ村には石造りでの街のつくり方に知見がある人が居るという。

さっそくドワーフ村に転移してその人にお願いして開拓地に連れてくる。≪飛翔≫で上空から俯瞰状況も見せた上で、都市設計を相談する。

「完全に一から自分の思い通りに考えていいのか?しかも石材や木材も含めて材料は使い放題?職人魂を刺激する。ぜひやらせてくれ!」

と返事を貰える。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ