表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
残念な魔女見習い ~火傷痕コンプレックスからの魔法成り上がり~  作者: かず@神戸トア
女伯爵サラ

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

633/1027

被粛清者

「誰のせいで粛清されたと思っているのだ!」

と怒って来るが、そもそもが自分のせいであることを棚上げにしているとは言う気にもならず、ため息で待ち構えるサラたち。


海軍だった者と思われる者たちから大量の矢が放たれてくるが、≪風盾≫≪強風≫などで全く被害を受けることは無い。

焦った相手は数に任せて力押ししてこようとするが、新たに召喚できるようになった土精霊ペクトーンによる≪泥沼≫により、真ん中の集団は腰まで埋まってしまって進めなくなる。両端の集団は≪氷結≫やその範囲魔法である≪霧氷≫で行動不能になる。


50人規模で居た味方の半数以上が戦闘不能になり焦りだした指揮官と、帝国軍人たちは、あれを出せ、と黒ローブたちに指示を出す。

「魂は貰いますよ」

と一人が答えて、戦闘不能になった味方3人の首を切った上で、悪魔魔法系統の魔法陣を出現させて呪文を唱える。

頭に角が生えた真っ黒な筋骨隆々の男のような者が宙に浮く。


姿は消しつつ≪召喚≫していた悪魔ストラデルに念話で聞くと

『ふむ。中級になりたて程度の悪魔であろうな。強化された我よりかなり格下であるな』

との返事がある。

『あれって奪えるものなの?』

『陣を入手して真名を吐かせると可能だが、我が得る魂が減るのは許さんぞ』

『うーん』


魔法が使える元暗殺者であるトリストフとカロルたちに、こっそり敵の裏手にまわらせることにし、ミーナ、アルベール、リリアナには≪氷壁≫などで敵の行動範囲に制約を作らせ、ペクトーンに≪泥沼≫での拘束を継続させる。

元暗殺者でも騎兵であるディディエたちとハリーは魔剣を取り出し、敵集団の正面に進む素振りで挑発を行う。

サラとティアーヌは≪飛翔≫で敵集団の上空を飛ぶことでかく乱しながら、≪霧氷≫や≪爆雷≫で敵を行動不能にしていく。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ