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残念な魔女見習い ~火傷痕コンプレックスからの魔法成り上がり~  作者: かず@神戸トア
魔女見習いサラ

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合流

ハリーは魔の森での特訓を終え、また護衛依頼で領都に帰ってきた。

久しぶりにそろった3人は草原に狩りに向かいながら、互いの進捗の話をする。


「私は読み書きが一人前になったんだよ。あと、これみて。水魔法をちょっと覚えたよ!」とリリーが水生成を実演すると

「なんだよ、それ。サラが居なくて水には苦労したんだよ。すごいなぁ」

と羨ましがり、サラが魔剣の成長や吸収のことを伝えたら、

「英雄物語みたいじゃないか!」

とはしゃぎまくった。

逆にハリーは、護衛依頼の話や魔の森での膨大な魔物狩りの話をし、これ以上の成長のためには領都を出て経験を積んだ方が良いという思いを二人にも伝えた。以後、3人は旅立ちを考えるようになった。


また、サラに貰った回復薬は往路での商人に使用した以外にも、魔の森でパーティーメンバが怪我をした時にも使用して残っていないぐらい重宝したことも共有した。回復魔法の使い手も少ないし通常回復薬ではすぐに治らないから、誰でも使える魔法回復薬の重要性を認識したことを、である。

あと

「野営を繰り返すと弁当もなく、食事はほとんど魔物肉の塩焼きなんだぞ」

「考えたら当たり前なんだけど、それは辛いね。ハリー、あんたが料理を覚えなよ。どうせ魔法など難しいことは無理なんだから」

「俺が頭悪いって言っているんだろう、それって」

とやり取りしつつ、宿屋を営む両親に料理を学ぼうと思うハリーであった。


草原に到着して、猪へ新しい武技≪連撃≫を使うことにより戦闘時間が大幅短縮され、ハリーは成長した姿をアピールする。

その後、サラの魔剣による吸血により血抜きが要らなくなることも実際にその目でみて、驚くのであった。


互いの状況も確認できた帰り道、ハリーは

「リリーはああ言うけど、俺にも水魔法を教えて欲しい」

とサラに頼むのであった。


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