表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
残念な魔女見習い ~火傷痕コンプレックスからの魔法成り上がり~  作者: かず@神戸トア
女子爵サラ

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

522/1027

再登城

王城からの指示通りにハリーとローデットを連れて登城するサラ。

待合で待っていると、ヴァーヴ伯爵も来る。

「先日ぶりであるな。久しぶりの王都で少しはゆっくりできたかな」

「はい、ありがとうございます。お陰様で仲間たちとゆっくりできました」

等の会話をしている間に、そろって謁見室に呼ばれる。


サラはヴァーヴ伯爵の後ろについて移動する。謁見の間でも、伯爵の少し後ろで跪く。

「マクシアン・ド・ヴァーヴ伯爵、サラ・ドラセム子爵、昨年に引き続き、レーベルク帝国からの侵略に対する防衛及びその他関連事項について、著しい貢献を認める。よって、ヴァーヴ伯爵は侯爵、ドラセム子爵は伯爵とする。この度は大儀であった。これからも励むように」

「ありがたき幸せ」

「ありがたき幸せに存じます」

と2人への陞爵(しょうしゃく)の沙汰であった。


「さて、ヴァーヴ侯爵は領地をそのままであるが、ドラセム伯爵は成人もしたことであるし、宮廷魔術師にでもなると良いのだが?のう、王国魔術師団長ブロワール・レデリクス」

「は、ドラセム伯爵の活躍を拝聴するに、宮廷魔術師全体の引き上げが期待されます」

「そうであるよな。ただ、伯爵は冒険者としてまだまだ外で学びたいことが多いらしい。将来の道としては考えておくようにな」

「はは、かしこまりました」

「それとは別に、領地も望まぬらしいな。ワイバーンの従魔を育てるだけの土地が欲しいだけと。そこで、王家直轄地と言いつつ開発が進んでいない魔の森の端を自由にする許可を与えよう。王都から北東の王領内の魔の森には自由に囲いを作って自分の土地としてよい。ただし魔物の襲撃は自分で対処するようにな」

「はは、ありがたき幸せに存じます」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ