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孤児院検討2

孤児院について皆の賛同も得られたことから、具体的な検討を行う。

最近追加した店舗兼住宅の道路向かいの屋敷は、庭を馬屋にしただけで建物は来客用にでも、とそのままであり、そこを使用するか、別の場所を購入するかという場所の問題もある。


また、親の居ない小さな子供に衣食住を与えるだけではなく、大きくなった時に自立できるように育成するには、どのような職業を目指させれば良いのか、教育プランも必要となる。

サラたちには、自分たちがやって来た冒険者や生産ぐらいしか実例が示せないので、それ以外の教師に成れる人も考える必要がある。どのような職に就くにも、識字、計算、マナー等は必要であろう。孤児の人数が少ないなら、今の仲間たちが合間合間で面倒も見られるであろうが。

最初の卒業生には後進を育成する先生になって貰う必要があるかもしれない。



そういう目線で再度、ローデットと共に既設の孤児院周りをしたり、ミケラルド商会にも相談に行ったりした。ミケラルド商会では、地頭が良く、識字、計算、マナーができて性根に問題が無ければ正規職員として雇用するのに問題ないと言って貰えた。


性格矯正などは難しいであろうから、まずは地頭が良い性根に問題が無い孤児を引き受けて育てるのが現実的と考えるようになった。

ある意味当然であるが、地頭と性根についてはサラが奴隷雇用の際の条件にしたのと同じである。



そうこうしているうちに、ヴァーヴ伯爵も王都についたとの連絡があったのに合わせて、王城への再登城の日時の連絡がきた。


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