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家臣採用2

家にローデットを連れて帰り、隣人カーラを含めての家族会議を行う。


追加褒賞については、先日に貰ったので十分だからサラ1人で受け取ればいい、と皆から辞退されて話は終わる。残るは従者の増員と結婚など将来についてである。

「ローデットと申します。子爵になられたドラセム様は、対外的にもきちんとした家臣団を作る必要があるのです。若輩ながら私が家宰に志望させて頂きました。ただ、ドラセム家の魔法に関する秘密を知りたいと思う人間にとって、銀級冒険者の皆様と違う一般人の私はターゲットになりえるので、私の身のためにも奴隷にさせてください。もちろん、本当の奴隷扱いではない前提ですが」

「サラ様は奴隷扱いなんてしません」

というミーナたちの言葉に対して

「だからこその提案なのです」

とローデットは返す。

「感情では理解できないけど、理屈は理解できたわ」

というカーラやリリーたち。


「また、事実はどうであれ、今回の戦争でドラセム様と共に行動をとられた、カーヤ様以外の5名、ハリー様、リリー様、ミーナ様、アルベール様、リリアナ様は既に従士とみられています。本当は子爵なので20名ほどの家臣、そのうち半数は戦える従士を期待されると思いますので、あと5名は追加をご検討願います」

「まず、サラ以外は様付けされない方が良いわね。あと私も従士かぁ」

「俺はもう従士とみられるのに慣れた」

「ハリーは対外的に従士長なんでしょうけどね。私は皮革職人・商人の方がメインのつもりだったのに。まぁ、皮革の方もサラのお陰でここまで来ているから良いのだけど」

というハリーとリリーに対して

「私たちはサラ様の従士で結構です。助けて頂いてこの待遇、望外のことです」

というミーナ、アルベール、リリアナの3人。


話し合いの結果、奴隷商人のところに執事も伴って行きローデットはサラと犯罪奴隷の契約をすることになった。


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