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残念な魔女見習い ~火傷痕コンプレックスからの魔法成り上がり~  作者: かず@神戸トア
女隊長サラ

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ヴァレミ脳内2

私はヴァレミ・グーモンスである。帝国に隣接するロワイヤンの街の代官である。

今は帝国軍の攻撃を受けて籠城中である。


あのサラ・ドラセム準男爵とその独立部隊はなんなのだ。

瀕死の息子を含めたけが人をすべて治し、30台もの荷馬車の兵糧を搬入し、さらに投石機の岩も大量に。

よく考えたら、そもそもどうやってこの城壁の中に入って来たのだ?


驚きはそれだけではない。6人とも魔法使いだとヴァーヴ伯爵が書いていたが、戦争に使えるほどの攻撃魔法が6人とは。あの圧倒的な攻撃力は何なのだ。あの6人が居れば帝国軍の1万人も一瞬と思えるほどであった。

その割に、胸壁(きょうへき)狭間(はざま)も知らないとは。


村を解放すると言われたが、若い女性は保護済みなので物資の略奪が終わった後の村を救うのは、村人への巻き添えも恐ろしい。

そう、味方の居なくなった砦ならば安心して任せられる。好きにしてくれば良い。

って、本当に帝国軍を砦や村から追い出すとは・・・



しかし平原の王国軍、あそこまで帝国軍にやられてしまうとは・・・

これからどうしたら良いのだろうか。


何?兵糧を奪いに行く?まさか本陣に突っ込んだのか?

そうか、輸送中を襲うのか。大軍を街から出すわけに行かないから、実力のある小人数は納得である。



帝国軍め、ドラセム殿が居ない間に攻めて来よって。まだ帰ってこないのか?

何?奪って来たのは1万人の12日分の兵糧?


え?前回以上に北門の帝国軍を蹂躙?


もうずっとこの街に居て貰えないだろうか・・・


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