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残念な魔女見習い ~火傷痕コンプレックスからの魔法成り上がり~  作者: かず@神戸トア
女学生サラ

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学校対抗戦当日

学校長にも状況などを説明したが、カーラと同じくこれ以上の手は打てないとのことになった。

衛兵から、10人分の武具や奴隷にする際の報奨なども届いたが、≪鑑定≫してもめぼしい物は無く早々に売り払ってしまった。悪魔教団のメダルは、頂戴と言うカーラにあげてある。カーラは独自で調査するときに実物が欲しかったのである。


釈然としないまま日は過ぎて行き、12月になる。アルベールとリリアナがダンジョンも21階に進むことができ、その討伐結果と先日の賊の退治により2人とも銅級に昇格することができた。先日の襲撃のある意味唯一の嬉しい成果だったともいえる。



いよいよ学校対抗戦の日を迎えるサラ。学校に向かうと、クラスメイトが激励をしてくれる。差し入れとして置いてあった飲み物を飲むと急激にお腹が動き出したが、回復魔法でことなきをえる。


魔法学校の魔法訓練場に特設された会場で、開会式が執り行われる。

開会式には各国とも5名ずつ参加者が並んでいる。帝国のメンバには、先の襲撃もあり不快感があるが、学生たちがそのことを認知しているかもしれないため、話題にはしない。

主催国として、国王も来ているようであるが、あくまでも対外的には独立した組織であるという学校であるため、開会宣言等は会場であるこの学校長であるクレオンダが行っていた。

観客として招待できるのは、学生以外では出場者1名につき1名まで、と王族も来るから安全面も考慮してなのか。しかたないので、リリー以外の観客はハリーを誘うことにした。


控室は個人個人に用意されており、サラは指示された部屋に入る。

こちらをご覧くださいと書かれた金属板がテーブルの上にあったが、怪しい感じがしたため鑑定すると≪呪詛≫がされていた。≪解呪≫をしてから見ると、本日の対抗戦の組み合わせであり、午前は自分たちコルマノン王国とアルテーラ王国。続いてレーベルク帝国とアルテーラ王国。午後はコルマノン王国とレーベルク帝国、という総当たり戦であった。


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