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残念な魔女見習い ~火傷痕コンプレックスからの魔法成り上がり~  作者: かず@神戸トア
魔女見習いサラ

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遺跡

はぐれ狼をしとめた後、大きな体を何とか逆さにして血抜きしながら小休憩をした。

大きな怪我では無かったが、挑発して引き付けたハリーと、左手での短剣に不慣れなサラの左腕は少し傷があったため、サラは≪治癒≫で回復魔法を使用した。

「ありがとな、ますます治りが良くなるな」


さらに森の奥に進むのだが別の遭遇は無いまま、開けた場所に出た。

石造りの太古の遺跡ではあるが、小さな屋敷程度の大きさであり、あちこちの石垣や石壁も崩れて草も生え放題な場所であった。

調査した時には、夜になるとアンデッドが湧いてくるという情報であったが、今は昼間であり静まりかえっていた。


ちょうど昼時でもあり、食事休憩にした。

「いくら昼間でも、何だか怖いわね」

「じゃあ食べたら探検するか」

「なんでそうなるのよ・・・」

という兄妹のかけあいの結果、遺跡内を調査することにした。


散策をすると、全体を塀らしきもので囲い、真ん中が少し背の高い建物があり、馬を繋いでいたような場所もあった。砦というにはおこがましい程の大きさであるが、やはり小さな砦であったと思われる。

当時の戦争の勝敗はどうであったのか、今は領都近くであり戦線になりえる場所からは遠いため、いつの時代かに不要となり放置された結果がこの状態と推測される。

夜に出てくるアンデッドは戦争当時の被害者なのであろう。


敷地の真ん中の建物は他より壁の厚みがあるからか、他より少しだけ保存状態が良い。本当に少しだが。

執務室であったと思われる室内も、年月で朽ちたのか持ち去られたのか広々としたものである。その他の地上部分も特に気になるところは無く、最後に地下に降りることにした。

洞窟のときと違い松明を持参していなかったため、建物近くに落ちていた枝を何本か拾ってきて、その先に≪種火≫で着火して灯りにする。


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