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残念な魔女見習い ~火傷痕コンプレックスからの魔法成り上がり~  作者: かず@神戸トア
女学生サラ

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学校対抗戦代表候補

そうこうして魔術学校に入学して2ヶ月経つ頃。


担任のガリレード先生との会話の中で、サラが水精霊を召喚できることを伝えることになった。特に隠していたわけではないが、魔術学校では「魔術」が講義の対象であり、精霊魔法・神霊魔法・悪魔魔法は概要説明のみであったので、機会が無かったからである。


すると、魔法習得方法のときのように会議室に呼ばれることになった。

会議室には、クレオンダ学校長とクラス担任のガリレード先生のみであり、ホッとするサラであった。

「サラさん、学校対抗戦の話は覚えていますか」

と学校長から。

「はい、年末ごろに、国ごとにある魔術学校の代表者が競い合うものかと」

「そうね、この大陸にある3国の対抗戦よ。ま、想像できると思うけど、国ごとということだから、国の威信をかけることになるのよ。今は3国とも戦争状態にないから、こういうところで互いの力を示すようになったの」

「はぁ」

「この対抗戦、代表者5人ずつの勝ち抜き戦で、実際に模擬戦闘をするのよ。従魔の連れ込みはダメだけど、召喚は自分の魔力消費で行うから許容されるの。もう分かるわね」

「私に代表になれと」

「そう、もともと上級魔法が使えるから候補だったのだけど、精霊召喚できるなら確実ね」

「精霊以外の召喚も許容されるのですか」

「神霊も悪魔も許容だけど、悪魔召喚はできることを公開するのはおすすめできないわね。後でどんなトラブルに巻き込まれるか分からないから。で、何ができるの?」

「想像にお任せします」

「・・・まぁ良いわ。大陸の真ん中のこの王国が開催国だから移動時間は無いけど、年末までは魔法使い同士の戦闘訓練、しておいてね」


家に帰って昼食のときにその話を皆に話をすると、カーラから

「あなたのお母さんローラと私は戦闘向きでは無かったから代表にはならなかったけど、エミリーは代表になっていたから、また話を聞いてみれば?」

とアドバイスを貰ったので、水精霊シルビーに師匠エミリーへの伝言を依頼した。


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