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魔法習熟

準男爵への陞爵(しょうしゃく)絡みも落ち着き、入学して1ヶ月ほど経つ頃。


サラは図書館で借りた魔導書から習得した≪光爆≫≪夜霧≫は十分習得できたため、暫定的な付与魔法の習得に移行していた。火と水の≪炎付与≫と≪氷付与≫以外に、風属性と土属性である≪風付与≫風刃をまとう、≪泥付与≫泥をまとい相手を少し鈍化、という2魔法を習得した。これで魔物の属性が4属性のいずれであっても弱点属性を仲間の武器に付与できることになった。

今は初級契約魔法≪簡易契約≫を練習開始している。


仲間たちも、先日改めて魔法属性の向き不向きを一通り確認した後として、少なくとも皆に水属性があったので、水精霊シルビーの協力も得ながら、リリーとハリーとカーヤに≪水生成≫の次として≪水球≫を習得して貰った。

既に多くの魔法を習得しているミーナには別の上級魔法≪火槍≫を習得させて、ダンジョン探索において経験を積ませている。


王都ダンジョンの攻略も、31階でようやくボスエリアにたどり着いてトロールの群れを片付けて32階に進めている。ここでは草原でオルトロスが出現するエリアであった。31階と同様にボスエリアにたどり着かずに3時間が経過してしまうが、肉も毛皮も使い道が多いため、経済的には31階のトロールよりも32階のオルトロスの方がありがたい。



31階の宝箱は、灯り台の魔道具であった。

隣家の魔道具屋カーラに鑑定をして貰いつつ下取りもお願いしたのであるが、いつものように、サラが魔道具に刻まれた魔法陣をメモしていて気付いたことをカーラに相談する。

「魔道具の魔法陣と、通常の魔法の魔法陣、何が違うのでしょうか」


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