表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
残念な魔女見習い ~火傷痕コンプレックスからの魔法成り上がり~  作者: かず@神戸トア
女学生サラ

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

339/1027

馬車調達

午後には、カーラのアドバイスを踏まえて、ドレスと宝飾品の調達にリリーと向かう。


ドレスはミーナと出会ったきっかけの店に頼むことにした。他の選択肢が分からなかったし、相談もしやすいと思ったからである。2着目なので、以前とは別物であることが他人にわかるようにしつつ、あまりに似合わない物でないようにだけ依頼条件にした。

あわせて、それら2着のドレスと自身の銀髪とも似合うあまり華美過ぎないものを合わせて発注することにした。宝飾品は他に持っていないが、魔道具の腕輪や指輪があるため、その他のネックレスやイヤリングにした。

ダンジョンなどの探索結果だけでなく魔法回復薬の売上も十分にあるので、費用面の心配はせずに発注ができた。

よく同行することになるリリーの分も、それなりのものを注文しておく。


続いて貴族らしい馬車の調達に行く。

もともと店舗兼住宅には馬小屋も馬車の収納場所もあったので、その心配は無いが、貴族の用事のときと冒険者や店舗の用事のときで要求される車体が異なるので、昨夜皆で議論した。結果、魔法の袋もあるため、冒険者や店舗のためには今は急ぎでは不要なため、やはり貴族用の黒塗り車体を注文することにした。ただ発注先も分からないので、困ったときのヴァーヴ伯爵家の執事ということで、教えて貰いに行く。

流石、執事は準男爵としてならこのような馬車ということを教えて貰えつつ、発注先を紹介して貰えた。紋章をつけて貰うことを忘れないように、とのアドバイスもあった。今までは借り物の馬車であり単なる黒塗りであったが、それは自前を持てないという証拠でもあるとの注意であった。

こちらもサラの貴族としての用途であるのでサラの財布から支払うことにした。


次の問題は馬の調達である。馬車を引くためだけならば通常の馬で良いが、今後の探索も踏まえると戦馬バトルホースの従魔が良いと、ハリーの強い要望があったのである。

ダンジョンに何頭も連れて入れないのと、単なる馬車だけであればパーティーメンバ数の5頭ではなく2頭で良いので、まずは2頭の従魔で様子をみることになった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ