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残念な魔女見習い ~火傷痕コンプレックスからの魔法成り上がり~  作者: かず@神戸トア
女学生サラ

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半日ダンジョン攻略

それからしばらくの魔術学校は、サラにとっては目新しいことはなく、皆がそれぞれ未習得の属性魔法を実技訓練する等の繰り返しであった。

気持にも余裕ができたメンバは、当初の予定通り、午後は王都ダンジョンの探索という計画を試してみることにする。


既に30階まではクリアしているため、いよいよBランク魔物の出現する31階への挑戦となる。少しミーナには早いかもしれないが、他メンバが十分な銀級冒険者でありフォローできると見込んでの挑戦である。


講義が終わり食事もそこそこに馬車に乗り王都ダンジョンに向かう。入口から31階に転移するとそこは森林エリアであった。

しばらく進んで遭遇したのはトロールが3匹であり、サラは念のために水精霊シルビーも召喚して魔法攻撃の手数を増やして対応し、ロック鳥ガンによる上空からの攻撃による敵の目線分散やハリーの≪挑発≫等により、ミーナに攻撃が向くことはなかった。


それ以降も、魔の森でも経験済みのトロールであり、安定して進むことはできたが、闇雲に進んでみてもボスエリアに遭遇することなく3時間が経過してしまった。

さすがにもう1回挑戦する時間は無いと諦めて王都に戻り、ミケラルド商会にトロールの死体を持ち込んで査定を依頼するが、魔石以外の素材の買い取り価格は大したものではないので、今後は魔石のみ回収することにする。



しばらくは、午前は、サラとリリーは実習でクラスメイトの魔法習得に協力したり自身の習得済み魔法の習熟を目指したりし、カーヤたちは店舗運営、ハリーとミーナは先にダンジョンに行って採掘および習熟を行い、午後には31階でボスエリアに運よくたどり着くことを期待しての挑戦を繰り返すことにした。

ミーナには≪氷槍≫を習得させて遠くからトロールに攻撃させている。

週末には同じ日に2回挑戦もできたが、なかなかボスエリアにたどり着くことはできていないが、地味にそれぞれの習熟度は午前と午後それぞれで上がって行った。


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