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残念な魔女見習い ~火傷痕コンプレックスからの魔法成り上がり~  作者: かず@神戸トア
女学生サラ

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魔術学校入学2

セドリックからは、フェルール様のご両親は午前の都合はつかず、午後の貴族学校の入学式から合流されるとのこと。どこで情報を得ているのか、サラが騎士爵になったことも認識していたが、貴族学校に行かないことは知らなかったようであった。


情報交換は追々、ということになり、まずは会場である講堂に入り着席する。


入学式は学校長の挨拶から始まった。

「皆さん、よく入学されました。私はクレオンダ。見ての通りのエルフですが、魔法は奥が深く私自身もまだまだ学びの途中です。この学校では皆さんの魔法の力を伸ばす良いきっかけになることを望みます。私と一緒に学んでいきましょう」

エミリーは後方の席でハリーに

「彼女は、自分たちのときから学校長であった」

とささやく。


その後は、先生たちの自己紹介と、一つ上の学年の代表者から歓迎の挨拶が続く。

最後に新入生の代表者の挨拶、と司会が言うが誰も出て行かない。学校側の人がざわついているが、司会から

「手順にミスがあったようです。申し訳ありません。サラさん、壇上へ」

といきなり振られて戸惑いながら壇上にあがる。

「新入生のサラです。これから2年間、どうぞよろしくお願いします」

しか言えず、続く言葉が無いことを理解した皆の少し遅れた拍手で終わる。



入学式の後はクラスごとの説明等になるとのことで、エミリーとハリーには先に帰って貰い、サラとリリーはフェルールと一緒に、クラス担任になるという先生について教室に向かう。


教室ではクラス担任である男性から

「あらためて自己紹介しますね。Aクラス担当のガリレードです。1年間よろしくお願いします。皆さん、今は一番魔法が使えるAクラスですが、1年後、成長度合いによってはBクラス、Cクラスとの入れ替えもあります」

という挨拶から始まる。


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