表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
残念な魔女見習い ~火傷痕コンプレックスからの魔法成り上がり~  作者: かず@神戸トア
魔女見習いサラ

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

29/1027


サラ達3人は再度、角兎の草原に向かう。


途中、リリーの新装備であるショートスピアが目立つため、ハリーからの

「お前、それどうした?」

「まぁ良いでしょ。それよりもハリーこそ、よく何処に行っていたのよ?」

「あぁ、まぁなぁ」

「うーん。では実戦で互いに披露にしましょうか。サラも何かしていたのでしょ?」

にサラも頷くだけであった。


草原に到着すると、早速リリーが1羽の角兎に矢を放つ。

それからは、接近する前にリリーの矢とサラの魔法でしとめきることがほとんどで、近くに来た時にはハリーが盾の≪挑発≫を行うことで怪我もなく、早々に5羽しとめた。


お互いの訓練の成果を認識した意味で3人とも頷いて、2羽まとめて釣ることにした。

一度3羽釣ってしまったこともあるが、前回のように危険な目にあうこともなくそのまま追加で9羽しとめることができた。


その次の2羽を釣っている中で、猪が突撃してきた。

猪突猛進というだけあって物凄い勢いであり、とても逃げ切れると思えず、角兎2羽を早々にしとめて猪に向き合うことにした。


まずハリーが≪挑発≫して、猪を自身に向かわせつつ、突進を直接受けることなく盾を使っていなした。勢いそのまま少しだけ通り過ぎた猪の丸見えとなった尻部に向かって、リリーの≪穿孔≫と、サラの≪水刃≫を当てる。

助走が無いため普通の速度で戻ってきた猪に、今度こそ盾で正面に向き合い片手剣で切りつけるハリー。その横でショートボウを手放しショートスピアで中距離を保つリリー。小さな角兎と違い巨大な体であるため、同士討ち・フレンドリーファイアの危険もないため、そのまま魔法攻撃を続けるサラ。

ハリーはときどき≪挑発≫しながら片手剣の≪斬撃≫、リリーは中距離のまま槍の≪刺突≫、サラは急所の目を狙う≪水針≫と胴体を狙う≪水刃≫、3人それぞれ惜しみなく武技や魔法を使うことで猪を倒しきることができた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ