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残念な魔女見習い ~火傷痕コンプレックスからの魔法成り上がり~  作者: かず@神戸トア
銀級冒険者サラ

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ミーナ魔法訓練

何とか木級冒険者らしくなったミーナではあるが、メイン武器が短剣では攻撃力不足である。筋力をつけて大きな武器に変えていくか、攻撃魔法を覚えていくか、方向を見定める必要がある。


この2週間、しっかり体も動かししっかり食べることで、瘦せ細っていた体格は少しずつ肉もついて来たようであるが、武器を変えるほどではない。

本人希望の前に、まず向き不向きの確認として、魔法の素質を確認していく。


≪水生成≫魔法は、既に自分の水筒分ぐらいには出せるようになっており、ハリーよりは上達が早いのは確かである。魔法の級を上げていくのと、属性の種類を増やしていく両方を試してみる。


まず、サラも覚えている攻撃魔法がある属性魔法として、火と風の入門である≪種火≫≪そよ風≫それぞれを教える。サラが実演してイメージさせるのと、これらの属性の触媒をサラは購入してきており、触媒を使ってミーナに各属性への魔力変換を覚えさせる。

これら2つの魔法は直ぐに覚えることができたので、魔法の素質への期待は高まる。


次にはその3属性のうち、初級魔法でも攻撃力の高い≪火球≫、≪水刃≫、≪風刃≫を教えたい。一度には難しいので、まずは≪火球≫を使いこなせるようにさせたい。

サラは実演をした上で、自身が苦労したポイントである、属性変換して発生させた水や火を敵に投げつけるイメージのところを特に何度もミーナに良く見せる。

そのおかげか、ミーナは小さな火ではあるものの攻撃速度で移動させることまでが出来るようになった。火の大きさは水生成と同様に、魔術語の理解や練習により大きくしていけると安心する。




また、魔力操作をある程度できるようになったことから、武技として短剣の≪刺突≫と短剣投擲の≪穿孔≫を、それぞれリリーとハリーから学ぶ。

これらを習熟することで、初級である鉄級冒険者が見えてくるという期待がある。


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