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残念な魔女見習い ~火傷痕コンプレックスからの魔法成り上がり~  作者: かず@神戸トア
銀級冒険者サラ

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冒険者登録

翌日は、ミーナを連れて皆で冒険者ギルドに行く。

まずはミーナの冒険者登録と登録後講習、そして各種武器への適正確認などである。


ミーナはスラム街で冒険者崩れの知り合いも多かったので、何となくの冒険者の仕組みは知っていたようであるが、自分自身が冒険者登録はしていなかったので、木級からの開始になる。また、その後の新人講習、冒険者の級や、どういう稼ぎ方があるか、依頼主や先輩冒険者への最低限のマナー等、もきちんと受けて貰う。


その後は、冒険者ギルド登録特典というわけでもないが、様々な練習用武器がそろっていて訓練設備もある中で、講師がついての適正武器の確認になる。

ミーナはまだ9歳なのと経済的な理由であろうが、痩せていて筋力が無いのは見た目にも推定されたが、やはりその通りであった。両手剣や両手斧どころか、レイピアなどを含む片手剣も片手では満足に扱えない。まぁサラも同様であったが。そのため刃物武器は短剣以外に選択肢が無かった。中遠距離武器として、槍や弓矢も試してみたが、やはり筋力不足であった。

そのため、短剣の戦い方とあわせて短剣投擲の基礎を冒険者ギルドで教わっておく。


最後に、ハリーをリーダーとした4人パーティーであったが、ミーナを追加する登録を窓口で依頼する。銀級4人に木級の追加であり違和感はあっても問題は無いため、念押しされたがそのまま登録した。




サラ、リリー、カーヤの3人とも自身が末の妹であり、ミーナは初めてできた妹のような感じがあり、ハリーは既にリリーという妹がいるがもう一人増えた感じで思っていた。そのため、自身の武器を教えられないとなったカーヤ、サブ武器しか教えられないハリーとリリーが、適正武器の確認のときに一喜一憂していたことに、ミーナは気づいていなかった。


明るいうちに帰宅した後は、さっそくリリーがミーナの採寸をして中級品の革鎧をつくってあげたり、カーヤが中級品の短剣と投擲用短剣をつくってあげたりすることで、ミーナより2人が満足していた。さらにカーラも悪乗りして、カーヤが作成した投擲用短剣に≪帰還≫リターンの付与を行った。


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