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残念な魔女見習い ~火傷痕コンプレックスからの魔法成り上がり~  作者: かず@神戸トア
銀級冒険者サラ

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空間魔法2

そして、エミリーは自身の空間魔法の研究成果を話し出す。


旅に送り出したときには、ハリーやリリーにあげた背負袋5倍の≪拡張≫までであったが、≪拡張≫は腰袋に対して1人分ベッドの面積で高さが身長分ぐらい、つまりサラにくれた魔法の袋と同等まで出来るようになった、とのことである。

さらに≪収納≫は、ベッド2つのツインルームの広さぐらいまで出来たらしい。


その上で、サラがダンジョンで入手した≪収納≫腕輪をエミリーが見てみると、時間停止機能がついているようであった。通常の≪拡張≫≪収納≫ではその中で時間は経過し、熱いものは冷めるし、生ものは腐ったりする。それが収納したまま時間停止するので熱いまま、生ものも腐らないということになる。

エミリーはその魔法陣を解析メモして、新たな研究目的ができたと言っている。

本当はサラにくれた袋のように使用者制限を次の研究目的にしていたらしい。まだ成果になっていないが、と。


その話の後、旅に役立てるようにと≪収納≫の指輪をくれる。別の魔法の袋と合わせて使うことで、エミリーの研究成果と他所にばれないように、とのことである。

仲間の皆にも、と≪拡張≫腰袋も3つくれる。

最近、ダンジョンに10日以上籠ることも増えていたので非常にありがたいことである。




早速、翌日皆で集まったときに、

「リリー、誕生日おめでとう!」

と渡した上で、他の2人にも配る、このメンバでの「誕生日プレゼントのお約束」を実施するサラであった。

「お約束」には驚かないが、その魔法の袋の機能のすごさに驚く3人。

それにね、と先日の戦利品には時間停止機能があったことを教えて貰ったことと、サラ自身はツインルームの広さの≪収納≫指輪を貰ったことと、エミリーが空間魔法を習熟していることを極秘に、の旨を伝える。

「やっぱり、サラの師匠はすごい!」

「サラが自分を特異と思わないわけだ」

と顔を見合わせていた。


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