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残念な魔女見習い ~火傷痕コンプレックスからの魔法成り上がり~  作者: かず@神戸トア
魔女見習いサラ

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反省会


サラ達3人は先日の初パーティーに対する反省会を湖畔で行うことにした。


こういうときに仕切るのはリリーであり

「それぞれの反省は?」

と切り出す。


「前衛で近接攻撃の俺がもっと攻撃を引き受けるべきだと思う」

ハリーは振り返って考える。前衛は剣士など近接武器を持って戦うことを主とする役割で、弓や魔法などの遠距離攻撃を主とする役割は後衛である。基本的に後衛は筋力や体力が無い者が多いため、敵の攻撃は前衛が受け持つことが理想である。

「これまでのように回避を主体とするか、盾を持ったり防具を強くしたりするか」

「そうは言っても、これからもっと強い敵になったときや回避する場所が無い場合には、盾などの方が良くない?」

「盾にすると左手にかなり筋力も必要だしなぁ・・・」

と兄妹で議論する。


「次、私はね。まずは弓の命中精度向上かな。遠くから釣るとき、迫ってくるとき、それぞれで当たれば当たるほど接近してからの危険が減るからね。それに接近してからの短剣も訓練しておかないとね。」

とリリーは自己分析をする。

ハリーもサラもうなずいて肯定する。


「最後にサラね」

とふられ、

「魔法攻撃力の向上と、短剣の訓練」

と答えたサラに、二人も同意する。


「ま、それぞれ課題も分かったことだし、また改善していこうね」

とまとめたうえで、一息おいて

「でも、習熟効果は良かったよねー。またやりたいねー」

というリリーに対して、二人ともさきほどまでより強くうなずいて肯定する。


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