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坑道の階層は終わったが、その後もパーティーとして一緒に行動するかを、リリーはカーヤに問う。

カーヤは頷きながら答える。

「あなたたちがこのワチエダンジョンに挑戦している間は一緒に行きたい。この街を出て行くかまでは判断できないけど」

「すでに分かってきていると思うけど、私たちパーティーにはサラが居てちょっと特別なの。その秘密を保てる?」

「そうよね、武技を使えるようにして貰ったり、魔法使いにさせて貰ったり。他にもいろいろありそうよね。でも大丈夫。恩を仇で返したりはしないわよ」

「わかったわ。また明日からもよろしくね」


後から合流してきたハリーとサラと一緒に、武具を手入れのためにカーヤの父に預けてから宿に向かう。

宿では魔法回復薬の調合や魔法訓練などを行ってから、久しぶりの≪熱湯≫による湯あみやベッドを味わう。


翌朝、神殿、カーヤの実家に寄ってから再度ダンジョンに向かい探索を再開する。

事前購入した地図の情報からは、15~16階は森林エリアであり、巨蜘蛛ジャイアントスパイダーと巨蜂ジャイアントビーと遭遇するとのことである。さらに17~18階は草原エリアであり、魔猪と魔狼と遭遇するようである。

もうサラたちにはこれらの魔物は余程の集団でない限り危険ではなく、淡々と進むことが可能である。また、例えこれらの巣が次の階段近くにあったとしても、森林や草原では迂回することも容易である。

地図があり森林と草原のため、次の階への最短経路を斜めに進むとそれぞれ2日ほどで踏破できる。


切り良く夜のタイミングで街に帰れるときには帰りつつ、最短経路をひたすら突き進み、19階の光る床までたどり着いてから、二度目のダンジョン改変を迎える。


明朝は神殿にも寄らずに明け方から早めに並ぶことにして、神殿には前夜に行くことにした。改変のためお祭りになっていて神殿まわりにも屋台が並んで混んでいたが、買い食い程度はしながら、早く就寝するために宿や実家に戻る4人であった。


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