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残念な魔女見習い ~火傷痕コンプレックスからの魔法成り上がり~  作者: かず@神戸トア
初級冒険者サラ

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帰郷準備

サラは2年以上前に出た村に、エミリー、ハリー、リリーと帰郷することになった。


エミリーはさすがに長期間留守にするには影響が多いため、不在であろう期間より多めに魔法回復薬の納品を雑貨屋ウル等にしておく。自身の魔法回復薬が無くなると冒険者の死亡率が上がる懸念があるからである。魔術師ギルドなどにも連絡をしておく。


ハリーとリリーの両親もエミリーが一緒に行くのであれば安心であると、任せてくれることになった。その期間の子供たちの旅費を渡してくれようとしたが、サラへ付き添ってくれるのであるからとエミリーは断った。



過去に2回サラの故郷「龍の爪先」村へ行ったことがあるエミリーは、ハリーたちにいかに辺境であるか、乗合馬車などを乗り継いで近くの街まで行っても、そこからも馬を借りることになるなどの話をしておく。

実質の冒険はやめたので元冒険者と言ってはいるが、登録は継続していて金級であるエミリーと、銅級3人。商隊護衛の依頼も時々受けながら、乗合馬車も乗り継ぎ、村の最寄りの街までを目指すことにする。


優秀な冒険者であったエミリーは、貴重品の≪拡張≫された袋を所持しているが、極力荷物は減らすように指示する。もちろん護衛時などに戦闘も発生しうるので、それらの消耗品などは街ごとでは補充できない範囲で用意する。

領都から魔の森近くの街ゲレまでの間は、基幹経路であり領主などからも重要視されていて魔物や盗賊はあまり出ないが、辺境の村に向かう経路ではほぼ確実に戦闘になるであろうと、エミリーはハリーたちに過去2回の経験から伝えてある。サラは片道だけだが一度は経験しているので理解している。



領都から「龍の爪先」村に向かうのにできるだけ進める商隊護衛を探し、冒険者4人として依頼を受ける。


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