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絶壁☆魔法少女 花子ちゃん!  作者: のん太
第0章 はじまり。
2/17

能力があまりにもビミョーじゃないですか?

 トンすけをなつかせて理想に一歩近づいた。その時、突然スマホのようなものに別の文章が写し出された。


―――――

Re:契約完了のお知らせ

 この度契約が完了したことをご報告します……なんて堅苦しいことは嫌いじゃ。気楽にするがよい。

 まずはトンすけのことじゃ。そこのトンすけは一応、こちらが派遣した妖精なんじゃよ。わしらもまさか妖精を調教するなんて思わなかった。実に見所がある。

 次、これが本題じゃ。このメールとは別で君の魔法の情報を添付しておいた。確認しておいてくれ。以上じゃ。by超キュートなクリエイツちゃん

―――――


 何これ?クリエイツさん色々大丈夫?でもきっと神様なんだよね……

 つか、トンすけって本当に妖精だったんだ。妖精らしくなかったからしつけが大変だったんだからね!

 それに調教なんて言い方ひどくない?ただ台所にあった夕飯の残りのハムを食べさせただけなんだけど?共食いには笑ったけど。


 で、その添付されてるとかいうのはこれかな?


――――――

木属性

固有能力(アビリティ)

『花魔法』

魔法技能(スキル)

なし

――――――


 ふーん。なんかチート的なの期待してたのになぁ。ビミョーというかなんというか。『花魔法』っていうのがなんなのかは気になるけど。


「ねぇトンすけ、『花魔法』って何だかわかる?」

 一応聞いてみた。

「ちょっと調べて見るトン!」

 調べられるのか、有能だな。トンすけは。


「……」

「どうしたの?よっぽどひどい感じ?まぁ私はいいけど」

「いやぁ、使い道がわからなくてトン」

「とりあえず説明して?」


「『花魔法』固有能力。自身が発動するすべての魔法を木属性に変える。らしいトン!」


 全部木属性に変わっちゃうって……

 火を付けたり、水を出したり出来ないじゃん!どうしてくれんの?


―――実はこの固有能力、相当チートなのだがそんなこと二人は知るよしもない。


「トンすけ、明日は魔物退治に行かない?ちょっと弱そうな能力もらった腹いせにさ」

「了解だトン!あとご主人様、明日もハム……」

「はいはい、わかったよ」


 こうして二人……一人と一匹は深い眠りへと誘われていった。

花「ちょっと、木属性って何?主人公は普通光でしょうが!」


ト「オラに言われても困るトン……」


花「ムカついたから明日のハムは無しね」


ト「そんなぁ……」


花「冗談だって。この恨みは魔物共に向けるからさ。トンすけにも仕事してもらうよ」


ト「良かったトン!……ん?仕事?」


花「次回、絶壁☆魔法少女 花子ちゃん『ダメダメ……クリエイツさん』」


ク「け、決してダメダメなどではない!」

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