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絶壁☆魔法少女 花子ちゃん!  作者: のん太
第1章 魔法攻撃!魔物たちの逆襲
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能力があまりにもチートじゃないですか?

「「アビリティの詳細が変わるってどういうことよ(だ)?」」


 雪城さんと上倉くんが言う。

 「どういうこと?」はこっちのセリフよ! クリエイツさんもアビリティは変わらない的なこと言ってたし!


「そ、それが……トン。どうやら『フラワーギフト』の追加効果がカウンター攻撃みたいトン。カウンターは、ダメージを受けると大ダメージを与える効果トン。ちなみに『フラワーギフト』は受けたダメージの10倍の固定ダメージを与える効果……ってこんなの強すぎるトン!」


 なにそれ……。

 前にこのアビリティに散々文句言ったことあったけど、逆に強すぎて怖い。


「強すぎ……ってところでなんだけど、色々リセットされたからトンすけの妖精特質(フェアリースキン)だっけ? それがなくなって、詳細とか調べられないんじゃ……?」


 フェアリースキンがない、つまりトンすけをパシリに使えなくなるということ。


「それなんだがトン、何故か今まで以上に詳しくわかるようになったトン。まぁ、妖精はそんな生き物だから気にしないほうがいいトン!」


「「「いや、気にするわ!」」」


「気にしないほうがおかしいうさ!」「そうガオッ!」


 あーごめん、自分のことで一杯であんたたち二人空気だったわ。


「突然だけどさ、野々村ってオレらのこと名字で読んでるだろ? 仲間になったわけだし、オレのことは蒼士でいいから!」


 お、おう。本当に突然だ……。


「ア、アタシもみ、美由紀でいいわ……べ、別に友達できて嬉しいとか、そんなんじゃないし!」


 うんうん。こうなったら私も!


「ありがとう! 蒼士くん、スノーラビィちゃん! 私のことは花子とかまぁそんな感じで呼んで!」


「よっしゃ! これで正式な仲間だぜ!」


「だーかーら、スノーラビィ言うな! ホントにアナタわざとやってるでしょ!」


 ……。

「ナンノコトカサッパリ……」


「白々しいのよ!」


「まぁまぁ、折角の仲間だうさ! そもそもスノーラビィなんてちょっとイタい名前にしたのは美由紀だうさ、自己責任うさ!」


 スノーラビィって自分でつけたのね、やっぱり。

 あーイタいですわぁ。


「なに可哀想な人を見る目してんのよ! アタシは雪城美由紀! 美由紀って呼びなさいよ!」


「ようやく素直になった。美由紀はそういうとこ直したほうがいいと思うぜ、クスクス」


「蒼士! アンタいい加減にしなさいよ! アンタだって怖がりなところとか、そういうの直しなさいよ!」


 私はこれからこの二人と一緒に活動していく。今からワクワク……いや、ビクビクだ。

 どうか、トバッチリが来ませんようにっ。


「改めて。美由紀ちゃん、蒼士くん! これからよろしくね!」


「おう!」「……よ、よろしく」


―――その頃、神の国では

「最近不自然に正のエネルギーが減っている、あやつらにはああ説明したがまさか……」


「そうかも知れませんね。それを加味してもやはり異常な気がします……」


「水の神アクエリオスよ、火の神オレスキが調査している祠に様子を見て来てくれないか? ヤツが帰ってこないのじゃ」


「それは心配です。わたくしが行って参ります」


「頼んだぞ……。その間にわらわはVSあらs……じゃなくて別の調査をするとしよう」

花「これからよろしくね!」


蒼「あぁ、これからよろしくな、ハナ!」


花「は、ハナ!?」


蒼「ダメか? そっちの方が呼びやすいだろ?」


花「いや、むしろ嬉しい! じゃ、次回、絶壁☆魔法少女 花子ちゃん! 『それはジェラシーですね?』だってさ、蒼士くん!」


美「……なによ、クソ蒼士のクセに!」

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